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旅のプロ、旅へ出る

「旅のプロが旅へ出る」前にすること!! 民泊 編



大好評の企画である「旅のプロが旅へ出る前にすること」の第4回の時間がやってまいりました。

さて、今回の第4弾は「民泊」にフォーカスしてお送りしたいと思います。

 

数年来、新しい宿泊形態として、また、提供者側にとっては新しいビジネスの形として大きな注目を集めている「民泊」ですが、もうすでに利用された方はいらっしゃいますか?

 

えー!赤の他人の家に泊まるのは嫌だな・・・」と言われる方や「そもそもよくわからない」という方もいらっしゃるかと思いますから、簡単にわかりやすく「民泊」の特徴を箇条書きで説明したいと思います。

 

・「民泊」とは文字通り、ホテルや旅館ではなく、一般個人が所有する部屋や家に泊まる宿泊形態

・貸し手(以後、ホストという言葉を使います。)の家の一室を借り手(以後、ゲストという言葉を使います。)が間借りするケースから、家やお部屋をまるまる貸切するケースまで多様な形態がある。

・世界的に有名な「民泊」の仲介サービスがあり、それらを通じてホストとゲストがやり取りすることが一般的

 

間借りするというとちょっとハードルが高いイメージがありますが、「民泊」がここまで浸透してきた理由として、間借りではなく、部屋や家をまるまる貸切するパターンが非常に増えてきていることもあげられると思います。

 

部屋や家をまるまる貸切るというと、以前から欧米では一般的に行われていたいわゆる「リゾートシェア(自分が使わない別荘などを他人に一定期間だけ貸し出すもの)」と同じ形式なので、欧米の人にはすぐに受け入れられたのだろうと思います。

 

私のまわりでも結構流行っていて、海外に行くときにはホテルではなく、まずは「民泊」から探すという友人や最近の訪日旅行ブームで出張中に都市部の宿が取れないので「民泊」を使っているという知人までいて、相当認知されると感じています。

 

私がハワイで借りたお家

もちろん、私もこの「民泊」を積極的に活用する派で、今までにハワイで一軒家を借りたことを初めとして、シンガポールではコンドミニアム(=アパート)を利用しました。

では、「民泊」の魅力ってなにか?ということになると思いますが、

ずばり「安さ」です。

私にも家族がいるので、旅行といえば家族旅行がメインになるのですが、海外だと赤ちゃんだろうと大人だろうと宿泊人数の1人として計算されることも多く、1部屋では足りず1度に何部屋も予約しないといけないケースが出てきてしまいます。

ホテルを何部屋も予約するとすぐに予算オーバーになってしまって、ホテル探しに苦労するのですが

「民泊」だとアパートや家ですから、そもそも広くて人数制限に引っかかりませんし、レストランやフロントもないし、コンシェルジュや毎日の清掃といったサービスがない代わりに、コストが安くなるわけです。

民泊仲介サービスで借りた別荘

そんなこんなで私は現在「民泊ラブ」状態となっています。

プール付のお家もあったりします。

物件もピンきりですから、ビーチフロントのプール付きの一軒家や住宅街のアパートなどいろいろ選ぶことができますし、旅のスタイルが広がると思います。

さて、そんな安くて便利な「民泊」ですが、一般のホテルに泊まる場合に比べて少しだけハードルの高い部分があります。

それは
1.ホストと直接連絡を取り合う必要がある。(先方が使える言語になるので、海外だと概ね英語)

2.物件の場所がちょっとわかりにくい。

3.写真と実物のギャップがホテルよりも大きい気がする。

4.チェックインの時間に制限がある。

ですが、このハードルによって「民泊」を使わないのはもったいないので、解決策とともに体験談を書いていきます。

1.ホストと直接連絡を取り合う必要がある。(先方が使える言語になるので、海外だと概ね英語)

ホテルや旅館だとホームページが準備してあったり、代理店を通じて施設の詳細がわかりますが、「民泊」だとそうはいきません。

なので、何か聞きたいことがあるときはホストと直接やり取りすることになりますが、日本ならまだしも海外だとコミュニケーションはほぼ英語になるので、ハードルが高くなります。

ただし、聞きたいことなどはホテルとかわりませんから、ネットで英会話集などを見ながらやり取りすれば問題ないと思います。

それと、私は事前の問い合わせは「民泊」においては非常に大切だと思います。

どんな些細なことでもいいですし、たとえ、聞きたいことがなくても無理やり作って聞いてみましょう。

たとえば、
鍵はいくつ貸してもらえるの?
とかです。

*フロントがないので、グループでとまる場合には鍵がないと絶対に部屋に入れませんから、これは結構重要事項だと思います。

ホストからの返信が早く(たとえば3時間以内くらい)、丁寧に答えてくれていれば安心です。

私の経験上、ホストの返信の速さと対応の良さは正比例すると思います。

2.物件の場所がちょっとわかりにくい。

これは多分防犯上の理由からかと思いますが、ホストの物件の場所は提供される地図上にピンポイントでは表示されていません。
(*予約完了すると正確な場所が伝えられます。)

大体直径500mくらいの円で表示されるので、不便ということではないのですが、たとえば近くに同じような物件が複数表示され、どちらを選ぶかどうかを迷うときが面倒といえば、面倒です。

どうせなら駅やお店に近いほうがいいですしね。

ただ、これも物件の写真に外観や眺望(周りの建物がわかる程度)があれば、Google mapなどでほぼ特定することができるので、調べてみてもいいかもしれません。

また、旅行者にとっては不慣れな場所ですから、予約後はできるだけ正確な住所や案内をしてもらうべきかと思います。


3.写真と実物のギャップがホテルよりも大きい気がする。

これは文字通りの意味です。

ホテルよりもブレ幅が大きいように感じます。

部屋そのものや備品はもちろんのこと、タオルや石鹸といったアメニティが結構重要です。
私の場合、タオルがあるにはあったけど、数がギリギリでいちいち干したり、洗濯しないといけないということがありました。

このあたりも事前の確認事項として大切なことかと思います。

4.チェックインの時間に制限がある。

ホテルの場合、部屋数が多いですから、ちょっと早めに到着しても部屋を準備してくれる場合がありますが、「民泊」は基本的に1部屋だけですから、直前に宿泊客がいた場合には清掃の都合が、また、ホストがパートタイムで部屋を提供しているケースもあるので、正規の時間にならないとチェックインできず、あまりチェックイン時間に融通が利かないと思っていた方が無難でしょう。

また、同様に、ホテルではチェックインはできなくても通常は荷物を預かってくれ、そのまま観光に行ったりできますが、「民泊」では荷物を預かってくれないケースもままあります。

到着時間が基本のチェックイン時間よりも早い場合にはこのことも十分考えておく必要があります。

私がシンガポールに行った際に利用した1軒は荷物の預かりができなかったため、一旦街の中心部にある日本の某大手カード会社のサービスラウンジで荷物を預かってもらいました。(カード保有者は無料で利用できます。)

最後に、それでもホテルと違ってまったくの赤の他人、しかも基本的には素人から部屋を借りることに抵抗がある方もいるでしょう。

 

ハワイのお家のダイニング。 プロ顔負けのセッティング!

荷物が盗まれないか?とか、部屋がボロすぎて泊まりたくなくなったとか、そういう心配もあるかもしれません。

でも、これに関しては、「民泊」仲介サービスではゲストの保護が非常に大切で、トラブルの際には最大限紹介サービス会社がサポートしてくれるはずです。

これは私の実体験ですが、以前に家族の急病で出発前日に全旅程をキャンセルしたことがありました。

もちろん、「民泊」仲介サービスを利用していたのですが、相談した結果、キャンセル料は一切かからず、支払った代金が全額返金されました。

この時の「民泊」仲介サービスの対応は、日本の大手航空会社とまったく遜色ない対応で、むしろ、外資のホテル予約サイトの方が雑な対応で面倒でした。

荷物が盗まれるような物件はすぐに掲載停止になると思いますし、少なくとも、宿泊代金を直接ホストに渡すわけではなく「民泊」仲介サービスが一旦キープするので、いざとなれば返金等の対応があるのではないでしょうか。

また、ホスト側もビジネスですからゲストの評価を非常に大切にします

落ち度があれば評価が下がり、ジワジワと売り上げに影響しますから、きちんとした対応を心がける人が多いです。

不安を解消するためには、実際に泊まったゲストの評価をしっかり読むことをオススメします。

最初はちょっとでもクレームを受けている物件には手を出さない方がいいでしょう。

中にはすばらしい対応で評価が非常に高い「スーパーホスト」というような称号を持つホストもいるので、そういう物件から利用した方がいいかもしれません。

そして、私は「民泊」仲介サービスの営業マンではないですから、良い事ばかりではなく、ちょっと残念だったことにも触れておきます。

上でも触れたシンガポールの物件ですが、そもそも非常にレスポンスの良くないホストで、予約時に調べたレビューでも若干クレームがあり、オーバーブックでそのホストが所有する別の物件に泊まったゲストもいました。

飛行機の到着時間が早かったためアーリーチェックインの依頼を出しましたが、却下されましたし、荷物の預かりもNOでした。そもそも宿泊前日にならないとチェックイン手順を教えてもらえませんでした。

物件はそこまで悪くはなかったのですが、一部カーテンレールが壊れていたり、アメニティとしてもタオルが少なめ、シャンプーもないようなお部屋でした。

そして、チェックインの際に対応してくれた人がパートタイムのお姉さんみたいな方で、あまり英語が得意でははく、チェックイン時にうまくコミュニケーションが取れなかったです。

物件をいくつか運営されているみたいだったので、パートタイムの人を雇うなとは言いませんが、もう少し先方で情報などを共有しておいて欲しかったです。

ただ、これもゲストのレビューに書いてあったので、事前にある程度想定していたことではあったのですが。

しかし、こんな経験があったとしても、私は今後も「民泊」をホテルと平行して使っていくと予定ですし、若干のハードルがあったとしてもオススメできる宿泊形態だと感じています。

トクー!のサイトでも「民泊」仲介サービスを紹介していますので、一度利用されてみてはいかがでしょうか?

トクー!が紹介する民泊」仲介サービス HomeAway (ログイン後に利用可能です。)

 

きっと皆さんの旅のスタイルが広がりますよ!