制限時間は48時間!! 『四国一周&四国駅弁選手権』に参加!はたして何個、食べれるのか!?
おまたせいたしました!
『制限時間48h 四国一周&四国駅弁選手権に参加!』
旅の途中で、巡った観光地と、道中食べた駅弁を、誠に勝手ながら、
各項目ごとに、独自の評価のもと、星の数(5点満点)で評価してみました。
※告知・企画内容の詳細はこちらから!
☆1日目
自宅近くのバス停から「成田空港行き」の
バスに乗り込み、いざ出発!
平日の昼間、乗客は1人だけ…
春秋航空にて高松空港へ。
定刻通り、高松空港に到着し、3日間お世話になるレンタカーを借りて、いよいよスタート!
今日は、高松市内で宿泊予定の為、ゆっくりしている時間もなく、
最初の目的地に向けて出発!
この旅の記念すべき、1食目は!
①「たこ飯」 950円
【コメント】
しっかりと味付けされた、たこ(下足)の身はもちろん、たこと一緒に炊いたご飯にも、
しっかりとこの旨みが、しみ込んでいて◎
さらにご飯の中にも、たこの切り身が入っていて、かなり完成度の高い1品でした。
【評価】
味★★★★☆
満腹感★★★☆☆
ご当地感★★★★☆
インパクト★★★★☆
完食後は特に、とくに市内観光することもなく、次の目的地に向けて、出発!
途中、休憩のために立ち寄った、高松自動車道「津田の松原サービスエリア」
からの瀬戸内海!
高松駅から、75km。徳島駅に到着。
さて本日の2食目は…
②「徳島食べくらべ」 1,008円
【コメント】
これぞ、食べくらべ!!全く名前負けしていません。
徳島の地鶏「阿波尾鶏」の照焼と、甘辛い味付けの「阿波牛」、
さらには、ひき肉同士の食べ比べ、白米、茶飯との食べ比べと、
なんとも言えない、贅沢な食べくらべでした。
【評価】
味★★★★★
満腹感★★★★★
ご当地感★★★★★
インパクト★★★★☆
短時間の間に、2食を完食!ほどよく、満腹感を感じ、眠気に襲われながらも、
徳島から160k離れた、本日の最終目的地、高知駅に到着!
高知駅では、2個購入する予定でしたが…
ここで、最初のトラブルが…
高知駅に着いたときには、すでに20時を過ぎていて、構内の駅弁売り場には、
「本日の営業は終了いたしました」との張り紙が…
今回の旅のミッションは、滞在時間48時間で駅弁を10個食べること。
1日目で4個食べないといけないはずが、2個しか食べられないのは、
かなりの痛手ではあるがこればっかりは仕方がないので、駅弁を諦めて、
今夜は、観光客はもちろん、地元の方からも、愛されている、「ひろめ市場」へ。
雰囲気は、屋台村と言ったところでしょうか。
さまざまなジャンルの飲食店が40店舗入っていて、
金曜日の夜ということもあり、かなり賑わっていました!
その後、ホテルに帰るまでの途中で、面白い床屋さんを発見!
ん!?
床屋さんに、石川遼君?
何のつながりがあるのかと思いきや!
「NICE カット するぜよ」
…。
旅の疲れも重なり、どっと疲れが出たところで、
ホテルに戻り、冷えた身体を煎茶であたためて、就寝。
☆2日目
昨日は、ほぼ観光名所を巡ることなく移動だけでしたので、
今日は、早起きをして少しだけ市内観光。ホテルから、歩いて5分。
「日本3大がっかり名所」の1つとして知られている、
「はりまや橋」
テレビの旅番組や、ガイドブックでしか見たことがなかったので、
実物を見た瞬間は、「確かに…」と思いましたが、さすがは観光名所!
多くの観光客が、記念撮影をし賑わっていました。
はりまや橋から、さらに歩いて10分ぐらいのところには、
1日目の夜にも、遠くから見ましたが、ライトアップされていて、綺麗でした!
昼と夜、1日2回見ることをお勧めします!
少し寄り道をしましたが、本日のミッション開始!
予定では、今日は4個駅弁を食べればよかったのですが、
昨日、高知駅で2個食べれなかったので、今日は昨日の分と合わせて、計6個!
ハードな1日になりそうな予感が…
高知駅前広場では、巨大な「3志士像」が
「お出迎えするぜよ!」と言わんばかりに、
(左)武市半平太(中)坂本竜馬(右)中岡慎太郎
なんでも、このレプリカ像は桂浜の龍馬像と同じ高さで、5.3m。
しかも、中身は発砲スチロールでできてるそうです。※表面は特殊ウレタン加工
いよいよ本日の1、2食目!今日は無事に、お目当ての駅弁を2個購入!
高知に来て、龍馬に挨拶なしでは帰れないと、そのまま龍馬が待つ、桂浜へ移動!
そして、龍馬と一緒に太平洋を眺めながら、
③「焼きさば寿司」 514円
【コメント】
「焼きさば」だけに、けっこう香ばしい味がするのかと思いきや、口に入れた瞬間、
ん!? これは、何の香り?実は、シャリの中に、実生柚子が入って、これがまた、
焼きさばとのバランスが良く、美味しい1品でした。
【評価】
味★★★★☆
満腹感★★★☆☆
ご当地感★★★★★
インパクト★★★☆☆
④「鰹のたたき弁当」 1,080円
【コメント】
ふたを開けた瞬間、これは本当に駅弁か!?
まるで、お店で注文して、出てきたばかりの「鰹のたたき定食」
かと思うぐらい、新鮮な鰹のたたきが、5切れ入っています。
保冷剤まで入っていて、購入後、数時間は新鮮な状態で食べれるのはうれしいですね。
【評価】
味★★★★☆
満腹感★★★★★
ご当地感★★★★★
インパクト★★★★★
さすがに、同時に2個は正直きつかったぁ…なんて言ってる暇もなく、
次の目的地に向けて出発するぜよ!高知駅から、115km。中村駅に到着。
2時間ぐらい前に、駅弁2個を完食して、正直お腹は減っていない…
なんて言ってられない!
今日は、昨日食べれなかった分を、取り返さないといけないのだから!
と、自分に言い聞かせて、駅の売店へ。
中村駅で購入予定の駅弁は、今回のミッションの中でも1番楽しみにしていた、
「清水サバ姿寿司焼」
店内に入り、食料品が並ぶ、棚を物色。
パッケージを見れば、一目でわかりそうな「清水サバ姿寿司焼」。
決して広くない店内を隅々まで探すが、見当たらない…
ここまで来て、まさかの売り切れ!?
まさかとは思いますが、店員さんに聞いてみることに。
(自分)すみません、「清水サバ姿寿司焼」はありますか?
(店員)今日は、「清水サバ姿寿司焼」は置いてないよ!
(自分)今日は!?
(店員)3日前までに電話予約が必要なんだよねぇ~
(自分)えっ!?そうなんですか?「清水サバ姿寿司焼」を楽しみにしてたのに…
(店員)と言われても、今から注文しても今日は絶対に無理だよ。
(自分)…。
仕方ない、じゃあ、「清水サバ姿寿司焼」は諦めて、「四万十うなぎ」を1個下さい!
(店員)「四万十うなぎ弁当」も今日はないよ!
(自分の心の中で)駅の売店で、しかもまだお昼を少しまわった頃。
駅弁がいってどういう事?
(自分)どういうことですか?
(店員)この時期は、観光客も少なく、駅弁を置いても全く売れないから、
事前予約分のみ、売店にて販売してるのよ。
(自分)そんなのひどすぎる…。今回、「四国の駅弁選手権」に参加するために、
車で四国を1周し、エントリーされている駅弁を、1個でも多く食べて、
1番美味しかった駅弁に1票を投じるために来たのですが…
(店員)「四国駅弁選手権」のチラシにも、ちゃんと「要事前予約」と
書いてあるはずだよ!
よくよく、パンフレットを見せてもらうと…
しかも、次の目的地の「宇和島駅」もすべて事前予約制…
(自分)確かに書いてありますね。
(店員)ちなみにどこからお越しになったの?
(自分)東京です。
(店員)そうですかぁ~、それはお気の毒に…
これ以上、何も言葉が出てこず、とりあえず車に乗り込んで、
一旦、頭の中を整理。
●今日のミッション
→6個、駅弁を食べること。
●現状の把握
→朝、高知駅で2個食べる。残りは4個。
しかし、中村駅、宇和島駅では、購入できない。
ということは、残りは、本日の宿泊地、松山で
購入して、食べるしかない!
只今、時刻は14時、明日の飛行機で帰らないといけないことも
考えたら、もう、明日にずれ込ますことはできない。
やはり、松山駅で、4個食べるしかない!
少しでも、心を落ち着かせようと、5分程度、「四万十川」を眺める。
ようやく、気持ちの整理がつき、次の目的地に向けて出発!
途中、駅弁を購入することができないとわかっていても、
せめて、足跡だけは残そうと、「宇和島駅」へ。
高知駅から、155km。松山駅に到着。
松山駅には、エントリーされている駅弁の数が豊富で、
計画段階でも、どれを食べようか迷ったぐらいで期待度大!!
松山駅の駅弁売り場は、改札を入ったホーム内にあるので、
入場券を購入して、ショーケースをのぞいてみると、
そこには、1個も駅弁は残っていませんでした…
辛うじて、残っていたのは、駅弁でも何でもない、
おにぎり2個と漬物入りのセットだけが残っていました。
念のため、店員さんに確認してみよう。
(自分)駅弁はありますか?
(店員)今日は、土曜日でね、お昼前には売り切れちゃったよ!
(自分)えっ!?
ここから先のくだりは、概ね「中村駅」での内容と同じですので、省略します。
本日、2回目の現状確認
●今日のミッション
→6個、駅弁を食べること。
●現状の把握
→朝、高知駅で2個食べただけで、続く中村駅、宇和島駅では、
ちょっとした確認不足の為、1個も購入できず。
松山駅で4個購入しよう!と決めてるも、松山駅に着いたときには、
すべての駅弁が売り切れで、ここでも購入できず。
結局、昨日分のミッションを取り返すどころか、
本日分すらクリアできず、さらには、明日以降に4個、持ち込み。
●残された時間とミッション
→朝、7時に行動開始したとしても、飛行機の出発時間まで
残された時間は、7時間。
残されたミッション遂行まで、残り、6個。
明日、回れる駅は、「松山駅」、「今治駅」の2駅のみ。
朝食として、松山駅で3個、昼ごはんとして、今治駅で3個。
ざっと、こんなところでしょうか。
今から、どう足掻いても、駅弁を食べることはできない
もう駅弁のことを考えるのはやめよう!
開き直った瞬間、お腹がなる…
よくよく考えたら、朝、桂浜で龍馬と一緒に駅弁を2個食べてから、
何も食べてないことに気づく。
そうだ、道後温泉街に行こう!
とりあえず、道後温泉本館。
週末とあって、見渡す限り、人、人、人。
浴衣を着たカップル、社員旅行らしき集団、他、
とにかく賑わっていました。
ようやく、地元感漂う、、飲み処を見つけて、
1日の疲れを癒す、生ビールを1杯注文。
続いて、地元の料理を何品か注文し、さらにお酒がすすむ。
至福な時間を過ごし、ホテルに戻り、就寝。
☆3日目
この日は、朝7時にホテルを出発し、松山駅に向かう。
何が何でも、駅弁を3個購入して、次の目的地に着くまでには食べなければ!
⑤「松山鮨」 1,000円
【コメント】
「鮨」だけに、入れものが寿司桶の形。
桶の中には、酢飯の上に、蛸・鯖・海老・穴子・筍・蓮根
・人参・椎茸・錦糸卵・海苔など具が沢山のっていて、
色とりどりの見た目◎、味も◎
【評価】
味★★★★★
満腹感★★★☆☆
ご当地感★★★★☆
インパクト★★★☆☆
⑥「御弁当 がんばれ四国」 950円
【コメント】
四国の特産食材を、ふんだんに使用した駅弁!
とくかく、おかずの種類の多さにびっくり!
甘とろ豚、鯛、じゃこ天、他10種類は入っていました。
これ1個食べれば、四国の特産食材を堪能できます。
【評価】
味★★★☆☆
満腹感★★★★☆
ご当地感★★★★★
インパクト★★★☆☆
⑦「穴子寿司」 800円
【コメント】
あっさり味の、ちらし寿司の上に、
メインの穴子と、えびがのった駅弁。
シンプルではありますが、これがまた、
外さない駅弁の条件の1つと思わせてくれる駅弁でした。
【評価】
味★★★☆☆
満腹感★★★☆☆
ご当地感★★★☆☆
インパクト★★★☆☆
約1日ぶりに無事に駅弁購入!
しかし、同時に3個食べるのは正直、厳しい…
とりあえず、「松山鮨」と「御弁当 がんばれ四国」の2個を完食。
とにかく、時間がない!急いで、次の目的地に向かわないと!
松山駅から、45km。今治駅に到着。
いよいよ、残すところ、あと3個。
しかし、最後の最後まで、悲劇は続く…
売店に残っていた駅弁は2種類。
とりあえず、2個購入し売店を出る。
⑧「鯛めし弁当」 880円
【コメント】
「二葉」さんの鯛飯は、地元でもかなり有名とか。
ふたを開けると、鯛のほぐし身がたくさんのっていてびっくり!
鯛の骨とアラからとった出汁で炊いたご飯にも、鯛の香りと味が
しっかりしみ込んでいてとても美味しいです。
【評価】
味★★★★★
満腹感★★★☆☆
ご当地感★★★★★
インパクト★★★☆☆
⑨「瀬戸の押寿司」 1,350円
【コメント】
「鯛めし弁当」と同じく「二葉」さんの駅弁。
こちらも、日本三大急潮の1つ、来島海峡で育った身の締まった
来島鯛を使用。何とも贅沢な木箱のふたを開けると、
笹の葉のくるまれた押寿司が!
とにかく身がしまり、ほのかな甘味さえ感じる「瀬戸の押寿司」は
現地まで入ってでも食べる価値あり。
【評価】
味★★★★★
満腹感★★★☆☆
ご当地感★★★★★
インパクト★★★★★
数十分前、駅弁2個を完食したばかり。
しかも、残りの1個は手付かずな状態。
今すぐは食べられないので、とりあえず高松空港に向かおう!
途中、車を停めて、松山駅で購入した「穴子寿司」を完食。
時間は経っていても、その間、車の運転しかしていないので、
全くお腹が減らない…
途中、時間があれば、高松駅に寄って、最後の1個を購入しようと
思いましたが、帰りの飛行機に間に合わないと判断し、
大変残念ではあります
結局、全9個で帰ることになってしまいました…
今治駅で購入した、2個の駅弁は結局、現地では食べきれずに、
「鯛めし弁当」は、搭乗前の高松空港ロビーで、「瀬戸の押寿司」は、その日の晩御飯として、
最後まで、全ての「駅弁」を美味しくいただきました。
最後に! わたしが『四国の駅弁選手権2014』に、1票を投じた、
これは美味い!と感じた駅弁を発表します!!
『徳島食べくらべ』
今回の旅で、9個食べましたが、どれも大変美味しく、
それぞれ、地元ならではの特徴をいかした駅弁で、
順位をつけるのは難しいですが、中でも、『徳島食べくらべ』は、
全ての項目でレベルが高かったです!
今回は、エントリーされた駅弁、全30種類のなかから、
9個しか食べてないので、次回の『四国の駅弁選手権2015』にも参加して、
来年中には、四国の駅弁を制覇したいと思っています。
今は、LCCも充実して、低予算で四国に行くことも
可能になりましたので、興味があるかたは、『四国の駅弁選手権2015』に
参加してみて下さい!