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旅のプロ、旅へ出る

スパイを探せ!東欧&北欧の旅


チェコ、エストニアというとどのようなイメージがありますか?
どちらの国も他民族や大国に支配され、滅亡の危機にさらされてきた歴史があります。
実際に行くまでは、戦争や支配の影が差し、どんよりと重く暗いイメージを持っていました。こんなイメージから、スパイ映画の舞台になったりするのかなと思っておりました。
この旅ではスパイ映画の撮影場所やかつて支配されていた時代の爪痕を訪ねてきましたのでご紹介します。

乗り物と宿は事前に押さえ、安心&楽ちんをモットーに計画を立てました☆

【旅行行程】
〇1日目
成田空港発(フィンエアー)ヘルシンキ経由にてプラハへ
※空港-ホテル間送迎タクシー(3千円位)
「Prague airport transfers」予約サイト利用
※ホテル: Ibis Praha Mala Strana
(翌日のチェスキークルムロフ行きのバス停近くのホテル)

〇2日目
プラハ発(路線バス)チェスキークルムロフへ
Student Agencyのバスを利用(所要時間約3時間)
※バスの予約は「みゅう」のオンライン予約サイト利用

〇3日目 プラハ市内観光

〇4日目
プラハ発(フィンエアー)ヘルシンキへ
※空港ーホテル間は地下鉄で移動
(空港→ヘルシンキ中央駅→ホテル近くの駅)
空港で買った切符をそのまま利用しホテル近くの駅まで(5.5€/90分有効)
※ホテル:Cumulus City Hakaniemi Helsinki
(ホテル内にもサウナあり!)

北欧といえば、サウナ!そして海へダイブ!
※サウナ「Löyly」は要予約(英語)

〇5日目
ヘルシンキ発(高速フェリー)エストニアへ
LindaLineの高速フェリーを利用(所要時間1時間40分)
※高速フェリーの予約は「ホットホリデー」のオンライン予約サイト利用

〇6日目 17:15ヘルシンキ発(フィンエアー)
〇7日目 8:55成田着

成田を出発し、約10時間後ヘルシンキヴァンター国際空港に到着。
ムーミンとスナフキンがお出迎え。

 

 

 

 

 

ヘルシンキを出発し、約2時間のフライト後プラハに到着。
事前に予約しておいたタクシーの運転手さんが私の名前が書かれた黄色いプレートをもってお出迎え。しかもスーツのナイスガイ&最新ベンツ車!

 

 

 

 

 

 

『もぐらのクルテク』を知っていますか?
チェコの国民的人気キャラクターだそうです。日本で言うところの『ドラえもん』。
チェコに行くと、街中にもぐらのクルテクがいます.

 

 

 

 

 

 

【プラハでの移動手段】
プラハの公共交通機関(地下鉄、トラム、バス)は、同じチケットを使うことが出来るので大変便利です。チケットは一回券は90分間有効の券が32コルナ、30分有効の券が24コルナです。
(時間内に地下鉄、バス、トラムを乗り継ぐことが出来ます。)
短期チケット(Short-term tickets)は、一日券110コルナ、三日券310コルナです。
駅には旅行者にも分かりやすい乗り換えの看板があるので、迷わず乗車出来ます。

駅も車内もとても綺麗です。

 

 

 

 

 

 

プラハではレトロな可愛いトラムと新型の二種類が運行していました。

 

 

 

 

 

 

地上のトラム駅には券売機はないので、地下鉄の駅で事前にチケットや短期チケットを準備。

 

【プラハ旧市街 夜景】
ホテルに到着し腹ごしらえした後、夜景を見にカレル橋へ
こんなにきれいな夜景を見たのは初めてです。

 

【ミッションインポッシブルの撮影現場】
そしてこのすぐ近くにある「ミッションインポッシブル」の撮影現場へGo!

リヒテンシュタイン宮

 

 

 

 

 

 

ターゲットを追跡して出てきた出口、モルダウ河に向かって左にある門は密かに抜け出す人物の出入り口として登場する。

ターゲットが殺された門

 

 

 

 

 

 

CIA要員のリストを盗み出したスパイ、ゴリツィンが刺殺され、つづいて彼を尾行していたハンナも命を落とす。

トムクルーズが駆け下りた階段

 

 

 

 

 

 

トムクルーズ達の待ち合わせ場所の車が爆破されたところを発見。

リヒテンシュタイン宮のあるカンパ島からカレル橋へ通じる階段

 

 

 

 

 

 

ミクラーシュ教会&宗教改革の指導者ヤン・フスの像

 

レストランへ歩いて行くトム・クルーズの背景はプラハの旧市街広場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画で予習してきたので感動です!

プラハは町並みや景色がとても美しいです。旧市街区は街全体が美術館のようです。

 

 

 

 

 

 

建物も街もあまり手を入れたりせずに残されており、道は石畳、古い建物の上に行くには狭い石の階段をぐるぐると登っていかなくてはならないので、ちょっとした登山のようでした。。

 

【世界で一番美しい街チェスキークルムロフ】

チェスキークルムロフは「世界で一番美しい街」のキャッチコピーで人気上昇中の東欧チェコの南ボヘミアにある小さな街です。ブルタヴァ川と周辺の緑に抱かれたこの街はルネサンス様式の建築が数多く残され、1992年に世界文化遺産に登録されています。プラハからはバスで3時間です。

 

 

 

 

 

 

だまし絵のチェスキークルムロフ城
チェスキークルムロフ城にはこの街のほかのところと同じようにいたるところにだまし絵が採用されています。これはプラハでも見られる外壁装飾の一つです。

チェスキークルムロフ城の塔へは登ることができます。この塔からの眺めは遮るものがなく360度見て回ることができ、そのどれもが素晴らしい景色です。

何気ない街の路地裏とブルタヴァ川沿いのオープンカフェ

 

 

 

 

 

 

【ヘルシンキへ】
プラハを出発し、約2時間後ヘルシンキヴァンター国際空港に到着。市内へは空港から地下鉄で約30分。看板がわかりやすいのでありがたいです。

 

 

 

 

 

ヘルシンキのトラム、地下鉄、バスなど公共交通機関が乗り放題になる切符「デイチケット」をキオスクで買いました。

 

【北欧といえばサウナ!】
エストニアへ行く前に、2016年5月にできたばかりのヘルシンキの公共サウナ「LÖYLY(ロウリュ)」で フィンランドサウナ体験をしてきました。

 

 

 

 

 

ここはバルト海に面したところに建っているのでサウナで温まったらそのまま海へダイブできます。もう相当寒かったですが「せーの!」で入ってきました。

 

【エストニアのタリンへ】
エストニアはバルト三国の一つでその歴史はかなり複雑です。1991年に旧ソ連から独立し今はロシアと国境を接する欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国です。旧ソ連の時代には秘密警察であるKGBのスパイらが市民の監視活動をしていました。

タリンの旧市街は世界遺産に登録されており、中世の街並みが残っています。

エストニアのタリンへはヘルシンキからフェリーに乗って日帰りで行ってきました。
フェリーは高速船のリンダライン!
1時間半でヘルシンキとタリンとの間を往復できます。(往復€35)

 

 

 

 

 

タリン到着

 

 

 

 

 

旧市街はその外縁がぐるりと石造りの城壁に囲まれていて、その内側に名所があります。

17世紀前半までは世界でもっとも高い建造物だった聖オラフ教会
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
エストニア人の民族運動を抑えるために建設されたロシア正教の大聖堂だそうです。

 

【KGB強制収容所】
タリンの旧市街、パガリ通り1の建物地下1階にソ連占領時代に強制収容所があります。1941年建物の地下は刑務所へと造り替えられ1950年に閉鎖されました。現在は一般公開されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収容所の部屋全ての壁は、深刻な人権侵害と人道に対する犯罪の歴史が展示されています。

 

【KGB前線通信基地】

 

 

 

 

 

ソ連時代、KGBオフィスはタリンで一番豪華なホテルViruホテルの最上階にありました。当時、エストニアへ来訪する外国人旅行者はViruホテルに宿泊し、一般のエストニア人と接触することを許されず、盗聴器や隠しカメラで監視されながら、タリンに滞在していたそうです。

「ソ連」や「KGB」は教科書に出てくるようなキーワードですが、エストニアが独立を回復したのは1991年で実際にはそれほど遠くない過去の話です。そのような世界が現実に存在していたという事実に、あらためて気付くことができました。

チェコやエストニアの歴史は一言で言うと「支配の歴史」。
今でこそ独立を保ち、EU にも加盟を果たし国際社会においても一定の役割を演じていますが、スパイ映画の舞台となるような、なんだか物悲しい感じがするのは「支配の歴史」からくるものだったんだとこの旅を通じてわかったような気がします。

現在は多くの人が憧れるような美しい街並みや個性豊かな文化が在りますので、是非足を運んでみてください!


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