奥武島名物の天ぷら食べ比べ
沖縄諸島をめぐる旅、今回は沖縄本島の南に連なる島「奥武島」です。
奥武島と書いて「おうじま」と読むそうです。
ウィキペディアで調べてみたところ、奥武島は沖縄に複数あるとのこと。
いずれも沖縄県にある島である。かつて死者を弔った場所であったと云われており、いずれも崇められている。
かつての沖縄では、人が死ぬと海岸のすぐ沖の小さな島に船で遺体を運んで、洞窟へと安置する葬送の習慣があった。洞窟の中が黄色い光に満たされていたことから、この島を「青(オウ)の島」(黄色のことを「青」とよぶ場合があった)とよんでいたとされ、そこから「奥武(オウ)の島」と書かれるようになったとされる。
引用元:「奥武島」(2013年7月2日 (火) 12:49 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。
今回訪れた奥武島は、南城(みなみぐすく)市にある島で本島からは橋が架かっているので、那覇から車で40分ほどで行けます。
レンタカーを借りて行って来ました。
周囲2km弱の島なので車ですぐに1周できます。
南城の奥武島の名物は、天ぷら!
周囲2km弱の島に天ぷら店が点在しているとのことで、
これは食べ比べをしてみるべきでしょう。
まずは、橋を渡ってすぐに構える「中本鮮魚てんぷら店」。
さかな、アーサ、もずく、紅芋、田いもを頼みました。
アーサ(海藻のあおさのこと)。ふっくらしていて美味しかったです。
もずく。ふっくらしていて三杯酢のもずくとはぜんぜん違う食感が面白かったです。
田いも(水田で栽培される里芋のことだそうです)。ほんのり甘い天ぷらでした。
さかな。これは美味い!想像していたものと全く違いました。
魚と言うよりチキンに似た食感で、スナック感覚で食べれます。
漁獲された魚で作るので、日によって魚の種類が違うそうです。この日はマグロだったはず。
2店目は、「中本鮮魚てんぷら店」から西の外周を少し行ったところにある「大城天ぷら店」。
アーサ、もずく、うむにー、さかなを頼みました。
さっきとは違い、注文してから揚げる方式なので、出来たて熱々が食べられます。
待っている間は外で猫ちゃんを見て和みましょう。
アーサ。揚げたては格別!ふっくらさが抜群。香りもいい!
うむにー。メニューから察するとすりつぶした紅芋のことですね。揚げたては甘さも引き立てます。
総じて、揚げる時間を待つ甲斐が十二分にあるほど揚げたては美味しいです。
ただ、さすがに胸焼けが…。食べ比べは十分に楽しめました。
でも、2店だけでは食べ比べにはならないだろうと言われ…
なんで天ぷらの食べ比べなんて馬鹿なことを提案したのかいまさら後悔…
ちなみに外の自販機に烏龍茶が売っているので、天ぷらを食べ過ぎた時に飲むと少しは救われます。
なお、大城天ぷら店は10月1日から営業時間が変わるそうです。
島の外周をぐるっとして最後の天ぷら店「テルちゃんいまいゆ市場」に行きました。いまいゆとは鮮魚のことだそうです。
もずく、さかな、ライスボール、チーズかにかまを頼みました。
ここも注文してから揚げる方式でした。
食後は、奥武島の影の名物、猫ちゃんを見て和みました。
奥武島の天ぷらを食べ比べてみての感想。
さかなの天ぷらは各店オススメです。
今回のマイベスト天ぷら店は「大城天ぷら店」です。
揚げたての天ぷらがどれも美味しかったのが印象的でした。
皆様も是非、猫ちゃんと天ぷらの島、南城の奥武島を訪れてみてください。