まだ見ぬ旅の驚きを発見「旅のプロ、旅へ出る」 トクー!には、他にない特別なボーナスがあります。ボーナス支給条件はただ一つ、どこにも紹介されていない旅をして、皆様に紹介すること。
旅のプロ、旅へ出る

「決して、予約サイトから予約することができない『極上の宿』、グルメサイトで紹介されることのない『極上グルメ』を堪能」


旅に出るとき、また美味しいお店を探すとき、最近では、スマホを手にし、
宿泊施設なら宿泊予約サイト、飲食店探しなら、グルメ検索サイトにて、
事前に、クチコミ評価点やフォトギャラリー・紹介文にてビジュアル、
雰囲気、メニュー等、ある程度の情報収集を行い、
気に入ればその場でスマホから予約、という流れが主流となってきています。
私自身、各検索サイトには大変お世話になっており、
今や、欠かすことのできないサービスとなっております。
その一方で、確かに事前に情報収集することにより、
実際に、宿泊先、飲食店に行った際、大きな失敗をすることも少なくなり、
便利といえばそれまでなのですが、最近では、どこか自分の中で、
腑に落ちないところもあります。
他人のクチコミ評価やフォトギャラリー等による情報、
先入観だけで決めてしまっていること=本当に自分が求めている本来の宿泊施設、
飲食店なのか?と疑問を抱くようになってきました。
そこで、今回は予約・検索サイトには、掲載されていない、
かつ予約することもできない宿泊施設、飲食店を検索サイトに頼ることなく、
自分なりに見つけ出し、予約・手配して、旅に出ることにしました。 

カー娘(LS北見)のみなさん、この度は、平昌オリンピック「女子カーリング 銅メダル」
おめでとうございます!
今、日本で一番盛り上がってる市町村ではないでしょうか?

そだね~

北見市へやってきました!

早速、今回の旅のテーマのひとつ、「グルメサイトに掲載されていない絶品グルメ !!」と言いたいところですが、
開店時間まで、まだ少し時間があり、小腹も減ってるので、北見市では有名な回転すし店へ。

北見市出身の知人に、出発前に北見市のオススメを聞いたところ、
「トリトン」は外せないとのことでしたので、やって来ました。
実は、北見市以外にも、道内に数店舗、都内にも2店舗展開しているのですが、
各店舗で地元ならではのネタを使用した握りがあるということで、とても楽しみです。
絶品グルメまで、数時間しかないので、あまりたくさん注文はできませんが…

 

まぁまぁ食べ過ぎてお腹いっぱいになってしまいました…
少しでも、食べた分を消化させるため、帰りは雪道の中、ホテルまで2km程、歩いて戻りました。

宿泊先ホテルの真裏は商店街。ここに「赤いサイロ」の清月本店がありました。
今となっては、入手困難となっている「赤いサイロ」、モグモグしておけばよかったと今になって後悔…

さて、いよいよ「グルメサイトに掲載されていない絶品グルメ」を堪能。

『北見厳寒の焼き肉まつり』 http://kitamikanko.jp/event/event15.html

ここ北見市は、「焼肉の町」ともいわれており、
北海道の都市(人口5万人以上)で、焼き肉店の対人口比が一番高いのです。
毎年、年に1日この日だけ、しかも極寒のこの時期に、屋外で焼肉を楽しむという、
何とも素敵なイベントが開催されているのです。

当日参加はできず、チケットは全て前売りで、先着順となっております。
チケット代の2,000円には、豚ホルモン、牛サガリ、豚肩ロースが各100gと北見産タマネギ。
さらにドリンクも、焼酎&ソフトドリンクは飲み放題。
席は自由で、七輪や炭、箸、皿、タレなど一式がチケット代に含まれてます。
ビール他、アルコール類、追加のお肉は、会場内の出店で購入できるので、
気軽に、BBQが楽しめるといった感じでしょうか。

チケットに記載されている通し番号による、お楽しみ抽選会があり、
何と、追加のジビエをゲット♪

途中、プロ演歌歌手、バンドによるライブも開催され、
会場はかなりの盛り上がりをみせていました。


会場は熱気に包まれながらも、気温は刻々と下がっていき…

寒い、手足が冷たい…
ライブも終り、自分の席に戻ると…

隣に座っていた地元のお姉さんが親切に声をかけてくれて、
「北見じゃ、これが普通だよ!凍ったビールは、こうやって溶かしながら飲むんだよ!」と、

なるほど…実に頼もしい。

イベント開始から、2時間が過ぎたころには、
気温も-15℃ぐらいまで下がり、とにかく寒い…

体中の体温が徐々に奪われつつある時、会場の片隅で、「西山ラーメン」を発見!!

早速、注文。

ようやく体中が暖まったところで、イベントも無事に終了。
この日は、そのままホテルへ戻り、温泉に入り、そのまま就寝。

【2日目】

この日は、予約サイトから予約することができない『極上の宿』のある、
陸別町へ、レンタカーで移動。

今夜の宿泊先は、食事は付いてないので、買出しを済ませたところで、
連日行列のできる人気店「麺屋 はる吉」にて昼食。

道中、いかにも北海道っぽい景色に癒されながら、

いよいよ、陸別町に到着。

廃線になってしまった「北海道ちほく高原鉄道」ですが、
この日は、特別に無料で乗車体験ができるということで、

その昔、高倉健さんも、『幸福の黄色いハンカチ』の撮影で、
この駅を訪れていたみたいです。

さぁ、いよいよ今回の旅の中で1番楽しみにしていた、
『しばれフェスティバル』の会場に到着。
※「しばれ」とは「とっても寒い」という意味です
http://shibare.com

今回、『しばれフェスティバル』の目玉企画でもある、
『人間耐寒テスト』に事前申込をし、見事抽選を突破し参加できることになりました。
http://shibare.com/taikantest.html

陸別町は、日本一寒い町として知られています。
気象庁の観測所があり、1年間で、全国最低気温を記録する日数が1番多い観測所です。
例年、この時期ですと、最低気温が−20℃~−25℃ぐらいになります。
『人間耐寒テスト』は、
そんな日本一寒い町で、毎年、1年に1日この日だけ『極上の宿』がオープンして、
とにかく、夜通し寒さに耐えるという企画です。

まずは、フロント?にて、チェックイン。

部屋割りも決まっていて、ルームナンバーは「13番」

どこだ?

ここか!


今夜の寝床は、「バルーンマンション(約6m²) B・T無」といったところでしょうか…
一切の暖房機器がない中、本当にここで一晩過ごせるのかと、少しだけ不安。
しかし、参加したからには、今夜はもうここに泊まるしかない!

会場内の出店にて、熱燗と焼き鳥を購入。

ベンチに座って、熱燗を飲んでいたら、隣からいい匂いがしてきて、
たまらず、購入。

ジビエ(鹿肉)のカレーライス。毎年、早々に売切れてしまう程の人気メニューだそうです。

18時になり、オープニングセレモニーのためいったん全員集合!
町長さんはじめ、国会議員、実行員長から一言ずつあいさつ。

そして、この方も。(左から3番目)

鈴木宗男さん。どうやら、陸別の隣町、足寄町出身で毎年参加しているそうです。

そして、いよいよイベントがスタート!

まずは、北海道発育成型フルーツアイドル 『フルーティ-』のライブ

続いては、「よしもとお笑いステージショー」
今年は、とろサーモンがネタを披露していました。

イベントも終りに近づき、フィナーレは、「しばれ花火」

無事にイベントは終了し、一般の方は会場を後にしていきました。

いよいよ、『人間耐寒テスト』がスタート!
もう、ここからは寒さとの戦い。

暖をとる方法としては、会場の中心部に点火された「命の火」のみ。

あとは、参加者それぞれが、どのように寒さをしのぎ、朝まで耐えるかは自由。

一番人気は、BBQですかね!
共用スペースで、たくさんの参加者がBBQを楽しんでいます。

もちろん、事前に準備し他の参加者同様、BBQで一晩耐えるとを決めていました。

まずは、炭に火をつけようとするも、チャッカマンがびくともしない…
困っていたら、隣でBBQをやっていた方が、ものすごいガスバナーを持ってきてくれて、
助けてくれました。

さらに、「お兄ちゃん、これも焼きなよ~」と言われ、
ジンギスカン用の羊肉まで頂いちゃいました。

ようやく準備も整い、BBQスタート!

まずは、お湯を沸かせて、熱燗。続いて北海道産の、ししゃも。

さらに、全て北海道産の野菜。

こんな感じで、とにかく暖をとっていました。
しかし、この寒さの中だと、全く酔わないですね。

昨日の、反省を活かし、追加のアルコールはすべて熱燗。
北見の地酒、「白杜の雫」。これを先程のカップに補充、補充で。

今日は、2月3日、節分。もちろん用意しましたよ、「恵方巻き」。
もちろんネタは、北海道産のイクラです。
そろそろ、日が変わりそうだったので、保温ボックスの中から取り出したところ、
やっぱり凍っていました…
網の上で、ころころ転がしながら解凍させ、ようやく食べ頃になった時には、
2月4日になっていました…

開会式で、町長さんも嘆いていましたが、ちょうどこの週末だけ、
陸別らしくない暖かさで、まったく例年のように気温が下がりませんでした。

それでも、何時間も外にいるので十分寒いですけどね。
結局、翌朝の一番気温が下がった時でも、-15℃ぐらいでした。

あまりの寒さで、部屋戻って寝床についたのは、午前3時すぎでした。

ここで、寒さをしのぐ裏技を紹介!

実は、開会式が終わってから、ずっと外で過ごしていた訳ではありません。
事前にエントリーした人が参加できる、カラオケ大会が開催されていたのです。
参加者がいくつかのチームに振り分けられ、チーム対抗で優勝を争うのです。
このカラオケ大会に参加すれば、1時間ぐらいは、屋内で過ごすことができます。

【3日目】
おはようございます。
3時間ぐらいでしょうか、睡眠をとることができたのは。
無事に、朝を迎えることができて、7時から行われる、
全体ラジオ体操を終え、いよいよ閉会式。

そして最後に、念願の認定書をゲット!

その後、イベント会場近くの、町役場へ送迎バスで移動し、

すごいですね~、このイベント。
1泊朝食付きでした。

朝食を済ませ、再び寝床に戻り、
後片付けと、出発の準備をし、惜しみながらも会場をあとに…

そして、駐車場に戻ると。

慣れない救出作業に、かなり苦戦しましたが、何とか出発することができました。

イベント会場から、少し離れたところで、

「人間耐寒コンテスト」参加者のみ、特別に町営の入浴施設が開放され、
冷えた身体を暖めて完全復活。

この日は、昨日からの雪と、吹雪のため、視界の悪い中、網走まで移動。

約90kmの道のりを、3時間ぐらいかけて、無事に網走に到着。
網走に来た、最大の目的は、

流氷クルーズ。

出航までに、少し時間があるので、昼ご飯。

今年は、流氷当たり年ということで、この日もしっかり接岸も確認され、
迫力あるクルージングとなりました。


今日はゆっくり休みたかったので、このままホテルにチェックインと考えていましたが、
いやいや、まだ時間は早い!
せっかくなので、「博物館 網走監獄」に行ってみることに。

博物館とはいえ、何ともいえない気分のまま、宿泊先へ。
少しゆっくりしてから、網走の繁華街に出て、美味しい地酒が飲めるお店を探しに出かけました。

ここだ!と思って入ったお店は、お寿司屋さんの「寿し安」
大将お勧めの地酒と、おつまみを3~4品だけ注文して、しみじみと地酒を楽しんでいたところ、

大将:「地方から来たの?」
自分:「はい」
大将:「わざわざ遠いとこからありがとう」

こんな感じから、会話が盛り上がり、お酒もどんどんすすんできた頃、

大将:「都内では、こんなのなかなか食べられないでしょう?」

と、大将のサービスで食べきれないほどの珍味を次々に出して頂いて、

内子、外子、水蛸の卵、イカの内臓、エビの脳みそ、北見産玉ねぎの漬物

どれも、美味しく頂きました。
「大将、ごちそうさまでした」と、お店を後にし、3日目も終了。

【4日目】

いよいよ最終日。
初日から、結構タイトなスケジュールに加え、慣れない雪道の長時間運転等で、
疲れもたまっていたため、飛行機の時間までゆっくり過ごしても良かったのですが、
せっかく、網走までやってきたので、この日も早起きをし、向かった先は、

そう、ワカサギ釣りのメッカと言われている「網走湖」に来ました。
ダイヤモンドダストが綺麗でしたが、気温と氷から伝わってくる冷気、それにしても寒い…
と、そんなことも言ってられないので、とりあえず人生初の、ワカサギ釣りに挑戦!

まずは氷に穴をあけて、

ちなみに、この時期の氷の厚さは、80cmぐらいとのことです。

準備をおえて、いよいよ人生初のワカサギ釣りの第1投目!
すぐにヒットし、しかもかなりの手ごたえ!
慎重に慎重に釣り上げたら、

ヒラメ…
ここ網走湖は、海とつながってるため、よく迷い込んで来るそうです。
ちなみに、このヒラメは小さすぎて食べられないので、
このまま放置し、いずれは天然記念物の「オジロワシ」が食べに来るそうです。

※写真の真中あたりの黒いやつ

気を取り直して、2投目、3投目、、、
釣れる、釣れる!
結局、1時間ぐらいでかなり釣れました。

その後、自分で釣ったワカサギを天ぷらにしてもらい、


いただきます♪
残念ながら、この後も運転があるので、ノンアルコールビールですが…

いやぁ~たまらないですね。

至福の時間は、あっという間に過ぎ、いよいよ帰路へ。
少しだけ時間に余裕があったので、現在の「網走刑務所」に寄りました。

そして最後の寄り道。

「道の駅 メルヘンの丘めまんべつ」にてこの旅最後のラーメン。

この後、女満別空港へと向かい、無事に羽田に到着。

 

        ● 今回の旅の「裏テーマ」 ●

今回、3泊4日で北海道(道東)を旅して、いろいろな体験をし、
美味しいお酒、お寿司、ラーメン他、グルメも堪能し、すごく楽しい旅行ではあったのですが、
ただ、ひとつだけ満たされなかったことがあります。
それは、『しばれ(寒さ)』が足りなかったことです。
今回の企画のテーマとは別に、自分なりの裏テーマを設定していました。
「極寒にどこまで耐えられるのか?」
普段、どんなに寒くても、氷点下になるかならないか程度の寒さしか、
体感していない自分が、はたして本当に極寒地でどこまで耐えることができるのか挑戦したかったのです。
それを試す絶好の機会が、しばれフェスティバルの『人間耐寒テスト』だったのです。
ブログでも少し触れましたが、例年だと間違いなく、−25℃ぐらいまで気温が下がるはずが、
今年に限って、まさかの期待外れ…
実は、今回の企画を計画したのは、昨年の11月、『人間耐寒テスト』に申込み、抽選結果は、12月下旬。
抽選に当たるかどうかもわからないまま、航空券、ホテルを手配し、旅行の準備と平行して、
極寒に耐えられる準備も開始。
極寒ギアを買い揃え、段階的に極寒に耐えれるよう、あらかじめ、知人を巻き込んで寒冷地合宿も行いました。
12月には、北海道(−5℃ぐらい)、出発直前の、1月下旬には、長野県某所(−15℃)で泊まり込みをして、
万全の体制で、『人間耐寒テスト』に挑んだのですが、想定していた、−25℃の世界を体験することはできませんでした。
このモヤモヤ感を払拭するために、来年も、しばれフェスティバル『人間耐寒テスト』に、参加したいと思います。


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