運まかせ?初めての地ではじめてづくし!をモットーに!
<注意>前置きが長いので心して読んでください。
今回は「冒険のような旅がしたい!」「何があって何が待っているのか!」「無計画旅行がしたい!」ということで、財布片手にさすらいの旅に出ました・・・。
というのは時間的に無理があったので、冒険旅行といったら大袈裟な、ちょっぴりルールを設けたプチ旅をすることにしました。
今回の旅について脳内会議をはじめると、「情報誌にのっとった計画ガチガチの旅は、時間に追われそうだからイヤ」「気楽に、自由に」「冒険のようなワクワク感が欲しい」という発言や、「知らない土地に行きたい」「やったことないことがしたい」という意見も出てきて、更には「ミッションありのゲーム感覚も盛り込みたい」という、ワガママな発言満載の会議となりました。
そこで思いついたのが、私が暇つぶしによくやる「“五十音で文章をつくる”、という言葉遊びを取り入れ、キーワードをクリアしながらする旅!」です。
説明します。
通常は<あ・・朝起きて散歩したら>、<い・・犬に吠えられたから>、<う・・ウ~ワンッ!と吠え返してやった>のように「あ・い・う・え・お・・・」と続け、「・・ん」までの文章を作るというルールですが、旅行期間に限りがあるので、今回は“自分ルール”を緩めて「五十音の頭文字 あ・か・さ・た・・・」をキーワードに進めることに決定し、「はじめましてコンニチハを求めて、運まかせで頭を使う?旅」をしてきました。
まずは目的地、行ったことがない場所、すぐに行ける場所、「あ」がつく場所で考えたらすぐに出てきました。
<あ・・といったら⇒熱海!>ということでスタート地点は<熱海>に決定!
【1日目】
熱海は人気急上昇エリアで、“ザ・新婚旅行”熱再び?な感じでもありますが、
<か・・観光客>思ったより少なく、さすがに新婚旅行な感じの方たちはいませんでした。
熱海に来たからには観光スポットも巡りたいですし、まずは身軽になりたいと思い、本日の宿に荷物を預けにGO!
しかし熱海って坂道だらけ。伊豆エリア特有の雰囲気がありました。
行きたいなというお店はしっかりチェックしていた今回の旅。
気になるお店「純喫茶パインツリー」さんへ
ショーウィンドウにずらりと並ぶサンプルや店内には、インベーダーゲームテーブルも!
昭和感がハンパない素敵な場所です。
残念ながら時間の関係で入ることはできませんでしたが、フルーツサンドとか、フルーツサンドとか、フルーツサンドが気になって仕方なかったです。
いつか熱海旅をする機会があったら絶対リベンジ!と誓いました。
サンプルとは言え、食べ物をたくさん見てしまい「おなかすいた・・・」状態。
それもそのはず今日は朝食ぬきでここまで来ました。
そこで、宿への道すがら目をつけておいた「囲炉茶屋」さんに直行!
熱海といったら
<ま・・・まご茶漬け!>
ここで一つキーワードクリア!
ちなみにお味はというと、腹ペコだっただけではなく、ダシの味が効いていてすっごく美味しかったです。
サラサラと一瞬でおなかに吸収されました。
ちなみに一緒に行った友人は、刺身定食を食べましたが、そのお刺身の肉厚で美味しそうなことといったらなかったです。
刺身たちをぷるぷる震えさせてSNSにアップしてました。
腹ごしらえを済ませ向かった先は、パワースポット「伊豆山神社」
あ・・い・・順にやってたら確実に「い」に使える「伊豆山神社」、バスの時間をチェックするとすぐに出発のバスを発見!バス停に猛ダッシュ!
降りるバス停の名前は<伊豆山神社前>、8分乗ればで到着予定・・・ のはずが到着せず・・・ 。
はい、風景に気をとられすぎて通りすぎてました。
熱海旅早々にやっちゃいましたー。ダッシュの意味なーし!
時間キツキツの予定を立てていただけにダメージ 大!
運転手さんに、反対方面のバスの時間を尋ねると 「このまま乗っていったほうが早い」と、 なんと!一周できるバス路線でよかった!
190円で行けたのに500円以上かかっちゃうか・・・ などと小さい事で落ち込み・・いざバス停に到着したら、 「ここで降りる予定だったし190円でいいよ」と運転手、 神さま~っ! ということで30分くらい(本当なら8分で着く)バスに揺られて時間を無駄にするも、 無事<伊豆山神社>に到着!
観光客の「か」の文字も見当たらず誰もいない。
貸切「か」の伊豆山神社。
キーワードの「か」を連呼しながら先に進みます。
「手水舎」の向こうに・・絶景の予感。
ミッションクリアも順調にいきそうな予感。
遠くに初島も見えて良い感じ♪
<さ・・相模湾>一望な景色が広がってました。
伊豆山神社のシンボル「手水舎」”赤白二龍”の画像もなければ、
時間の関係で「本宮社」にも行けてませんが、
小泉今日子さんが奉納された鳥居はしっかり撮ってきました。
話によると、彼女が低迷期に訪れ、その3年後にはあの「あまちゃん」の話が来たといいます。
さすが伊豆山神社。
御朱印もしっかり頂いてきました。
ちなみに伊豆山神社は知る人ぞ知る、
源頼朝と北条政子の恋愛&勝運物語ではかかせないスポットです。
「頼朝・政子腰掛け石」「光石」の画像もありませんが、
触れて座ると光のパワーを賜ることができる、“光石”にしっかり座ってきました。
帰りもやっぱり誰もいない。
しいて言えば
<強力パワースポット>なのに穴場な「伊豆山神社」でした。
小腹すいたし朝から慌ただしかったので、しばしの癒しを求めカフェ探しにGO!!
見つけたのはこちら、駅前商店街を少し行きちょこっと曲がると現れる
古民家を「改造」した「CAFE KICHI」さん。
懐かしさ漂う独特の雰囲気にK.O.
これでもかっていうくらい「か」というキーワードだけは集まります。
「珈琲一杯ずつ抽出しているので、お時間いただきますが」と言われましたが、かわいい佇まいに惹かれたので「待ちます」の一言でカフェに入りました。
残念ながら珈琲をそのまま飲めない、お子様舌で、違いがわからない人間なので、カフェオレとベイクドチーズケーキをいただくことに。
び・・美味!
ベイクドの食感も柔らかく、カフェオレは「良い珈琲においしい牛乳入れました」的なお味でとても気に入りました。
テーブルからインテリア、何から何まで古民家な雰囲気がよく、
伊豆山神社で受けたダメージも回復!(まだ引きずってた)
あまりにも居心地が良すぎてだらだらとしてしまい、本日はじめて体験する「貸切露天風呂」の予約時間16:00まで残り15分!ここから宿まで歩いて20分?!ということで
猛ダッシュ!(今回ダッシュする運命な予感)
熱海は坂道がすごく多く、運よく宿までは下り坂、すぐ着くかなと思いきや、くねくねで思ったより距離がありました。
無事チェックインを済ませ、仲居さんの案内で客室へ、お茶をだしていただき、館内の説明などを聞き、お茶菓子を食べる・・・などで既に予約時刻を大幅オーバー!
フロントに貸切露天のカギを受け取りに行くと、「まだ早いので、予約時間の変更可能ですが変更されますか?」って。
二つ返事でOKっ!変更っ!
夕食後の時間に変更していただきました!
いつもの旅行では、夜まで観光してて<チェックイン21時>とかになってしまうのですが、早めのチェックインってお得なこともあるんだな、と実感しました。
貸切時間も変更できたし、今日はとことんのんびりしようと、夕食時間までをだらだら何もせず宿で過ごすことに。
こちらが客室とその眺め、遠くに初島が見えました。
床の間には、布袋様?がいたり
こんな子もいたりしました。
(かわいいような怖いような)
仕事の話やら、友達の話やらしゃべりにしゃべり、「和室ってやっぱり落ち着くね~」なんて話まくり・・ってゆーかまずは温泉だろ!という肝心なことを思い出し
いざ、温泉へ!
撮影はできませんでしたが、広さもちょうどよくいい湯でした~。
おまちかね、初のお部屋食でのお夕食!
「た・・・金目鯛の姿煮」付で伊勢海老の味噌汁もついていました!
思った以上にボリュームがあって、もうおなかパンパン胃袋ギブアップ状態。
旅館の食事は量が多いことが多々あるので、品数少なめプランなどがある宿は、お得になりますし重宝しますよね。
旅行では、ちょい食べも増え、いつもの何倍も多く食事する気がします。
だから余計に夕食が入らないのかも?
熱海なので「あたみ」というお酒もいただきました。
料理が運ばれる度、若そうな仲居さんに「この仕事長いの~、仕事なにが大変~?」なんてオジサンのような質問をぶつけながら部屋食を満喫しました。
さて、おなかもいっぱいになったところで、
「本日のメーンイベントっ!貸切露天風呂~」
私が選んだのはこんな感じの陶器風呂2つ。
他に檜風呂の貸切もありました。
写真には納められませんでしたが、奥の湯舟では月見風呂が味わえました。
日没ならいい感じの夕日と初島が見えたと思いますが、月見風呂もなかなかでした。
「いやはや余は満足じゃ♪」の世界で、いやはや貸切風呂クセになる・・・。
お風呂あがりには、客室にてお茶を飲みつつゆったりと過ごし、敷いていただいたお布団でゴロゴロして・・・
1日目はこれにて終了。
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【2日目】
少し早めに目覚めて朝日を拝んでいたら、
トントンッと朝食の準備のノックが。
朝食は、焼き魚が選べたので別々に、鯵と鯖を選択。
何か一品でも選択できるって嬉しいし、やっぱりお魚美味しかったです。
朝食の後、温泉に行くか悩みましたが、ごろんとしたが最後、チェックアウト間際まで
友人スヤスヤ・・・・起こすのに苦労しました。
ちなみに今回の旅は、友人の誕生日サプライズ旅も兼ねていたので、友人には行先など、旅程を全く伝えずひっぱりまわしました。
本日は、<五十音キーワード>の欠けてる部分を補う旅にでます。
途中、谷崎潤一郎や三島由紀夫など、多くの文豪が愛したバーガーを提供する「ボンネット」さんへ
雰囲気抜群!
そして今日も時間に追われているため食べられず。
もう一つのパワースポット「来宮神社」へ徒歩で向かいます。
坂道の多い道中に出会ったのがこちら「湯前神社」
熱海温泉本来の源泉とされる<大湯(おおゆ)>が湧き出るスポットが、鳥居をくぐってすぐにありました。
湯前神社は、スルーされがちなスポットですが、平安時代より庶民だけではなく、公家、将軍家、大名などにも“湯治の神”と崇められてきた存在だそうです。
下調べなしでも素敵な場所に出会えるのが、徒歩旅のいいところ♪
ちっちゃな神社ですが雰囲気がよかったです。
道中春を感じるスポットも*
のんびり歩くと少し距離を感じますが、全く疲れさせない熱海の春。
のんびり歩いて20分くらいかけて目的地に到着「来宮神社」
こちらは鳥居からすぐにある、雷が落ちて空洞になりまがらも生きている<第二大楠>
土曜日というのもありますが、伊豆山神社とくらべこちらは観光客だらけ。
蛇がとぐろを巻いてる岩がある<来宮弁財天>と、みんなのお目当て<第一大楠>
第一大楠は、楠を回れば願いが叶うと言われています。
1回まわれば寿命が延び、2回目だと願い事が叶うといわれ、みんなグルグルまわります。
しっかり2回まわってまいりました。
来宮神社から徒歩12分、開花時期どんぴしゃだったので<熱海梅園>にも行きました!
そこで出会ったキーワード<な・・中山晋平記念館>
名前だけ聞くと「???」が並ぶ方が多いと思いますが、
童謡「兎のダンス」「シャボン玉」「てるてる坊主」「背くらべ」「証城寺の狸囃子 」「あめふり」「肩たたき」・・・などなど、童謡だけでも耳に残る、懐かしい作品ばかりを世に送りだした方です。
記念館は、亡くなるまで住んでいた別荘を移築したもので、愛用していたピアノなども飾られていました。きっとあたたかい音色なんだろうな・・・と思いました。
日本一早く咲く梅園では、59品種・472本もの梅の木が咲き誇り、華やかな春を感じさせてくれました。
フラフラしながら、サプライズのひとつへ向かうためのバスを検索してたら、
「む・・・間に合わないじゃん!」と一人心底慌て(サプライズ行動だから先の予定を明かせず)
ゆっくりマイペースな友人に猛ダッシュを宣告。
1日目に続きやっぱり猛ダッシュ!
フェリーで首都圏から一番近い離島<は・・・初島>へ向かいます!
ゆりかもめがフェリーについてきて
餌をもらうためなのかと思いきや、羽根を休めるついで?
みなさん船尾でお休みしてました。
フェリーで30分 初島初上陸!
当日、地元漁師さんが営むお店群の<丼合戦>が開幕!
フェリー往復+丼合戦メニュー1食分のセット券を買っていたので、お得に丼合戦に参戦できました。
この後予定している○○○○の予約時間ギリギリ!
美味しい食事を味わいながら慌てて食らってきました。
さすがに新鮮で美味!
初島でも初体験は続きます。
「初島アイランドリゾート」で<さ・・SARUTOBI>体験!
<SARUTOBI>は、専用ハーネスを着用し、樹の上を渡っていくヨーロッパで人気の自然体験施設です。
地上6メートルの高所を、ハーネスありとはいえ、手を離したり、ロープ一本を綱渡りしたり、足をあげたり、いろんなアクションを行うのは結構スリリング!でも楽しかったです!
友人は「怖い」を連呼。そこがまた楽しめた。(悪趣味)
上から見る・下から見る・とこんな感じ。
高所恐怖症な方には、10000%危険アトラクションに見えるでしょう。
ハラハラ感も含め、いろいろ楽しいので、興味がある方は是非、おすすめです!
ハラハラのあとはぶらぶら散策。
日本唯一、外側に螺旋階段が付いた灯台「初島灯台と熱海桜」をパシャリ☆
フェリーの時間までのんびり散策して、さよなら初島~。
夕日が沈む瞬間。とても素敵な一日の終わりを感じました。
熱海に戻ると、ホテルに預けて置いた荷物をピックアップ!
向かいがてら、日本一もっとも早く咲く<あたみ桜糸川桜まつり>へ
ライトアップがきれい。
またまた「小腹すいたね~」となり、残念ながらボンネットもパインツリーも営業時間外だったので、
1日目に行き、ガッツリ気に入ってしまった「CAFE KICHI」さんでティータイム。
レアチーズケーキとショコラケーキ、どちらも絶品!
なんだろう、ここのケーキはパサパサしてない、ねっとりしてない、固くもなく柔らかく、優しい口当たりのようです。こちらのカフェはおすすめです!
ちょっとここでご報告、宿に忘れ物した感じがず~っとしてて、カフェに向かう途中で宿にTEL、そしたら案の定忘れ物してました!
友人には「荷物受け取ったときになんで聞かなかったの」と、当然の意見を放たれ責められました。
ケーキたちを待つ時間、荷物を置いてひとり宿へ猛ダッシュ(何回目?)
無事忘れ物を受け取り、再度カフェに猛ダッシュ!
熱海駅まで向かう道は上り坂・・・くたくたの汗だーだーでケーキをいただきました。
思い残すことがひとつ、この日は2月3日節分。
恵方巻を求め、あちこち店をめぐりましたが、コンビニにもなし!
なんでもそろうはずの駅前<ら・・・ラスカ熱海>でも売り切れ。
でーしーたーが、帰路の電車乗換えの小田原にて、海鮮恵方巻を無事GET!
今年の方角「南南東」を向いて、しっかり食べて帰路につきました。
◆◇◆ 五十音遊びのまとめ ◆◇◆
<熱海は昭和テイスト満載、坂道だらけだが徒歩旅がおすすめ>
<貸切露天風呂を初体験!CAFE KICHIがお気に入り>
<SARUTOBI 高所でびくつきながらも楽しんだ>
<鯛じゃないけどキンメダイ1尾、満腹だけど完食>
<中山晋平さんの曲は懐かしいし大好きです>
<初島フェリー、ゆりかもめ少し怖いけど、初上陸で丼合戦参戦>
<まご茶漬けおいしかったし自分でも作りたい>
<痩せません 温泉効果 逆効果>
<ラスカ熱海は、遅くに行くと人気商品ないかもね>
<和室最高! 忘れ物には注意せよ>
<ウォーーって叫ぶ解放感、そんな熱海旅>
<ん、日本人でよかった 温泉旅行最高>
最後に、いきなり一句の<痩せません 温泉効果 逆効果>の意味を解説。
いい汗もかくし、ダイエットに最適な温泉旅行だけど、長湯していい湯だな~ってなっていい汗をかいても、その分美味しいものも食べてしまい、温泉旅行はダイエットに逆効果。の気持ちを込めました。
旅程はほぼ未定の熱海はじめて旅、これにて終了いたします。
長くて忙しない旅ぶろぐ、最後まで読んでいただきありがとうございました。