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旅のプロ、旅へ出る

ワタシの知らない世界


茨城といったら何を連想しますか?
・・・聞こえてきます皆さんの声。
納豆・水戸黄門・偕楽園・つくば・鹿島アントラーズ・筑波山。
もしかしたら納豆、水戸黄門止まりな気もしなくはありませんが・・。

今回の旅は「いばら(ぎ)」と言われたら「いばら(き)」ね。と訂正したくなる、生まれも育ちも「茨城」、ウン十年「茨城」に暮らしているにも関わらず、全く凄さを知らず、足を踏み入れたことがないエリアが我「いばらき」にあったので日帰りで行ってきました!

目指すは、もうそこ「福島」。茨城県の最北【北茨城市
ちなみに余談ですが、すぐ隣の福島県いわき市<勿来町>この地名読めますか?
(答えは後ほど)

【北茨城市】は、なんと3つのジオパークがあり、今回はその中の一つ「五浦(いづら)海岸」まで旅していきます。
名前の由来は、W字型に入り込んだ入り江が五つあるところから五浦と呼ばれるそうです。

北茨城市に向かう道中、今の季節にはかかせない?
みんな大好き<いちご狩り体験>をしました!

ネットで予約をいれようにも「その人数ではご予約いただけません」表示。
いきなり不安。
仕方ないので、当日受け入れありの施設に直接電話確認。
「今の時期混んでるから朝9時には並んでいたほうがいいよ、整理券もらえるように」とのお言葉を信じ、しっかり朝9時前には体験場所に到着。
今回体験場所に選んだのは石岡市「やさと温泉ゆりの郷物産館」に併設する
いちご家のむのむ>さん

こちらは高設栽培で立ったまま体験できるので、腰に爆弾を抱えた方でも大丈夫です!
受付が開くのは10時・・・・長い。

強風で寒く、近くで行われてる芝焼きの灰が降り注ぐ中、整理券配布まで太陽に励まされながら待つこと一時間。
並んでいる間みるみるうちに列が作られ、9時過ぎには「本日の受付終了」になっていました。
無事整理券をGET!
言葉信じて正解!

人気の秘密は【とちおとめ、紅ほっぺ、いばらキッス、よつぼし、あきひめ、星のきらめき
全6種のいちごが60分食べ放題スポットで人気だったのです!
一気に6種は嬉しいし甘いし美味しいし、同行者5才の姪っ子は食べすぎてダウンしました。
ちなみに、みんなの美味しいランキング1位は≪紅ほっぺ≫でした。
腰も痛くならないし練乳付き、60分食べ放題で6種類も食べられる、石岡市の<いちご家のむのむ>さんオススメです。

6種類のいちごの食べ放題!

    

あきひめ」                  「星のきらめき

    

いばらキッス」                「紅ほっぺ

よつぼし

注:たくさん撮った写真の中、とちおとめが見つからず苺の王様みたいなものなのに掲載なし!

いちごの花も綺麗に咲いていました。

もういい、いちごとなったところで

北関東自動車道、常磐自動車道を経由して、目的地【北茨城市】五浦海岸を目指します。
五浦海岸には、日本美術史を語るには欠かせない人物、思想家「岡倉天心」こと「岡倉覚三」が愛し、東日本大震災時被害を受け流されてしまいましたが約1年で再建された「六角堂」があります。
五浦海岸は、関東の“松島”とも言われている素敵なところです。

高速道路のサービスエリアで、茨城とは切っても切れないおやつを買って遠足気分全開!

なんかねばねば、納豆風味の味で梅なのに少しピリ辛で謎。でも旨し。

チップスだけど、あれよ、芋けんぴ

海が見えるとテンションがあがります。

岡倉天心>という名前は有名ですが、生前はその名で呼ばれたことがなかったそうです。
東大出身で、有名なボストン美術館のキュレーター(研究・収集・管理などをする人)として各国を飛び回り、現専修大学の教官、現東京藝術大学美術学部の創設者の一人だったり、関わりのある人物は日本画好きならよく目にする超有名人ばかりのすごい人!

まずは<天心記念美術館>に立ち寄り、すごい人以上の凄い人の印象を植え付けられました。
ここも見晴らしよかったです。

五浦 六角堂>は明治38年に天心自ら設計し断崖に建設した、眺望抜群の場所でした。
震災では津波に流された六角堂、見事復活。
自宅前に貼られたここまで波が来たマークが生々しかったです。

崖をおりればそこは、ああ松島、じゃなく「六角堂」

磯の香りプンプン、海藻ゆらゆら

一句読みたくなる景観

 

五浦海岸を後にして、紅葉の名所であり有名なアレが茨城で見られてしまうスポットへ!
山道うねうね、花園川を横目に渓谷感を感じながらドライブ。
小学校の授業でその名前聞いた!な“坂上田村麻呂”が創建したと伝わる<花園神社

県指定文化財の三本杉、丸くて大きなコブがボコッとついてる子宝・安産の御神木、楼門、石で作られた仁王像、拝殿、神楽殿、本殿といろんなことてんこ盛りの神社です。
そして今回どうしても行きたかったのがココ!「花園神社 本殿」
なぜかと言いますと、ドーンッ!

これじゃわからない?

ドーンッ!

あれ、みたことあるこれ、な「見ざる・言わざる・聞かざる」が栃木の日光東照宮に行かなくても見られます!(画質悪くてごめんなさい)
ただし、両手で目や耳、口を覆う日光に対して、花園神社の彼らは控えめで“片手”で隠す程度。
その差がちょっとかわいかったです。

石の仁王さん「あさん&うんさん」 怖くない。

御朱印もいただきました。

県内とは言え、はじっこからはじっこまでの旅。北茨城市の魅力を知り、やっと茨城県民らしくなったところで、朝早く出たのに、美術館も神社も閉まるのが早く、山の中は暗くなるのも早い!
立ち寄りたかった野口雨情関係の場所も、海側ならではの食事も諦め、ただただ進むのみ。そんな日帰りドライブ旅でした。
海までいったのに魚介類を食べられず、最後は半分やけ食いの回る寿司で〆!

あなたの知らないいばらが北茨城市にあります!
是非、一度いらしてください。

最後に福島県いわき市勿来町の読み方は
<なこそまち>でした!

 

『いちご家のむのむ』
入場料:大人1000円~1600円 子供800円~1400円 3才以下無料
※季節により変動
【車】常磐自動車道 土浦北ICから約20分
6種類のいちご 60分食べ放題
いちごの品種:とちおとめ、紅ほっぺ、いばらキッス、よつぼし、あきひめ、星のきらめき

『五浦海岸・六角堂』
入場料:300円(中学生以下は無料)
【車】常磐自動車道 北茨城IC・勿来ICから約15分
【電車】JR常磐線「大津港駅」からタクシーで約5分

『花園神社』
【車】常磐自動車道 北茨城I.C.から約25分
【電車】JR常磐線「磯原駅」からタクシーで約30分