まだ見ぬ旅の驚きを発見「旅のプロ、旅へ出る」 トクー!には、他にない特別なボーナスがあります。ボーナス支給条件はただ一つ、どこにも紹介されていない旅をして、皆様に紹介すること。
旅のプロ、旅へ出る

いつか、鹿児島に住む


鹿児島は私の本籍であり、両親の生まれ育った場所である。
私自身は、小学校低学年に、数年住んだくらいだ。

今回は少年期以来となる、鹿児島旅行を計画した。
                                       
鹿児島の特産・名産といえば、黒豚、さつま揚げ、薩摩地鶏、かるかんなどがある。

両親が鹿児島出身なので、さつま揚げや地鶏、鰹は食べる機会が多い。
では実際のところ、鹿児島で実際好んで食べられているものは何か。

今回の旅行では、朝・昼・夕・間食と、全ての食事を、現地の方のお薦めのもので貫く。                               

本当においしい食を見つけると同時に、鹿児島の方との交流も大切にする。                                 
私の知らない故郷鹿児島で、忘れられない旅をしてこよう、と思う。

▼1日目 桜島、天文館

昼頃鹿児島に到着。
鹿児島はやはり暑い。残暑が厳しかった今年は、鹿児島の人にもきつかったようだ。

最初の食事は、鹿児島空港で受付のお姉さんに教えてもらった、お薦めの場所。
ドルフィンポートである。

鹿児島市内、錦江湾に面した、商業施設で、観光客が多いが、地元の人気もあるそうだ。
人気の秘訣は、テナントの質と、恵まれた立地にある。
なかでも『みなと食堂』はお客さんが並ぶほどで、漁港から仕入れた、めったに市場に出ないような魚が魅力的だ。

早速刺身定食を注文。
あ~おいしい。とってもおいしい。

Img_0172

女房が頼んだ海鮮丼も少しもらう。
あ~おいしい。とってもおいしい。

ここで、みなと食堂のお姉さんに、ゆっくりできるお薦めの場所を聞いた。
そして、早速出発。

桜島へ。
桜島にある、足湯が異常なほどに心地よいそうだ。

桜島へは錦江湾を15分ほどかけて、フェリーで渡る。

Img_0174

大人150円。安い!

車を駐車場に入れようと、うろちょろしていたら、係員に誘導される。
誘導されるがまますすむと、気付いたらそのままフェリーに車ごと乗っていた。
ちらっと寄るだけの気持ちだったのに!
後続車が続々入ってきて、もう後ろにいけません! お手上げ!

1台820円、往復1,640円。高い!

失敗。

乗ってしまったものは仕方がない。

時間的に余裕が無かったので、さっそく足湯へ。

錦江湾が目前に広がる究極のロケーション。

なるほど、異常なほどに心地いい。

夕日が沈む絶好のタイミングと重なり、

さらに、異常なほどに心地いい。

Img_0199

折角だから、車で桜島を登ることにした。

展望台により、ぱしゃり。

子供のころに泊まったことがある、天文館にあるホテルに宿泊。
エントランスにドクターフィッシュがいて、体験してみた。

Img_0224

皮膚の角質を食べるらしい。微弱の電流をあてているようだ。
くすぐったいし、気持ち悪い。

私は虫が苦手なので、
この手のものは駄目なようだ。

夕食は、天文館に行き、鹿児島らーめんを食べました。

Img_0207

母親が高校生の時によく行ったという、老舗です。

あ~おいしい。とってもおいしい。

夜はそのまま天文館のバーをはしごです。

Img_0213_2

▼2日目 磯庭園、霧島

名勝 仙巌園へ。鹿児島の人はみんな、『磯庭園』と呼んでいる。

Img_0231

錦江湾と桜島を眺め、その光景に、のほほんとした。
鹿児島は薩摩と大隅の間に錦江湾があり、
大隅に桜島がくっついている。

こんなにも素晴らしい景色をもった県は、
他にないだろうと感じた。

島津さんは明治になると、ここで近代化の事業を始めたそうな。

薩摩切子がそのひとつである。

薩摩切子の繊細な美しさに感動した。

Tf521

欲しくなったけど、またにしておこう。

ただ単純に、お金が無くて買えませんでした!

1つのグラスに10万円近くするものが多くあり、
私の様な若輩者にはなかなか手が出せません。

次回への楽しみがひとつできた。

ここでは、フェリーのおじさんに教えてもらった、
両棒餅(じゃんぼもち)を食べました。

あ~おいしい。とってもおいしい。

Img_0238

霧島のホテルへ。

他の2泊は節約して、霧島だけ高級旅館に宿泊。

連休も重なり、価格が高かったが、サービスは流石のもの。

おばちゃんの仲居さんに、『あなた、あったことがある気がする』
的な事を言われましたが、気のせいだったよう。

自分ではなかなか気にすることがありませんが、
両親の鹿児島の血がそうさせたのかもしれません。

御飯は食べても食べても次から次に料理が運ばれ、
お腹一杯になりました。

あ~おいしい。とってもおいしい。

Img_0241

▼3日目 天文館、親戚

翌朝、霧島神宮にいきました。
龍馬伝効果か、ものすごい人の量でした。

暑かったので、怖い顔のお守りを買い、
早々に天文館へ。

Cahfmlxp

霧島の宿の仲居さんは、暑い日には白熊!
天文館に良い店があると言っていたので、
霧島から天文館へ。

白熊は、かき氷である。

あ~おいしい。とってもおいしい。

Img_0209

夜は親戚の家へ。
強烈な鹿児島弁で、何を言っているのかさっぱり分からない。

同じ日本人なのに、父親を通訳にして、摩訶不思議な光景であった。

お前は鹿児島弁をしゃべれないようじゃ、鹿児島の人間ではない!
と説教された。

ビールを数杯飲み、焼酎へシフトチェンジ。
黒伊佐錦の一升瓶を5本あけた。
さすが、鹿児島の人はすごいなあ。
みんな水割りである。
私も右へ倣えで、水割りに。
10杯近くのんだそう。
覚えていません。
女房にあとから聞きました。

先ほど説教をしたおじさんが、今度は
焼酎がそんなに好きか!やっぱりお前は薩摩隼人じゃ!
と、熱くなっていたそうな。

この旅で、鹿児島が好きになった。

いつか、住んでみます。