「岩手三大麺」と「平泉」と2大渓谷「厳美渓と猊鼻渓」
「見どころ満載の岩手!東北の魅力を伝えたい!」と思い
花巻・一関に行ってきました。
・「岩手三大麺を食べきれるか!?」
・世界遺産「平泉」と2大渓谷「厳美渓と猊鼻渓」をめぐる
この二つが大きな目的です!
ちなみに、岩手三大麺とは・・
①シコシコ麺にコクのあるスープの盛岡冷めん
②平麺と肉みそが調和するじゃじゃめん
③仲間と一緒に次々とおわんのそばをたいらげるわんこそば
の三種類です。
わんこそばは前から体験してみたかった1つです。
食欲の秋にぴったり!炭水化物満載の旅です(笑)
≪1日目≫
「時間が足りない!」と自宅を出発したのは夜中の1:30。
レンタカーを借りて、目指すは約500km先の花巻へ!約6.7時間の車移動のはじまりです。
2日間の間に三大麺を食べる事が目的なので、SAでも御飯は我慢・・。
時間がたち、あまりにお腹がすいて我慢ができなかったので、朝方6時頃アメリカンドッグを買いました。ここから計画は狂っていくのです・・・途中、仮眠をとり、岩手・一関エリアに着いたのは朝9時頃でした。
まずは、厳美渓。
一関市の、栗駒山を水源とし、全長2キロメートル程の渓谷です。
国の名勝及び天然記念物に指定されている岩手の名所です。
車を降り、綺麗な渓谷を散策しました。
厳美渓の中心部には、おだんご屋さんがあります。
名物の空を飛ぶ団子「郭公だんご」!。
籠の中に団子の代金(1箱400円)を入れ、木の板を叩いて合図をすると、
籠が対岸の団子屋さん迄飛んでいくしくみのようです。数分待つと、対岸より団子の入った籠が戻ってきます。団子屋さんの主人が手動でロープをひっぱっています。
私は、対岸の団子屋さん迄行って食べましたが。団子はやわらかくてとろーっとしていました。店内で食べたほうが少し安いみたいです。たしか、360円位だった気がします。
あん、ごま、しょうゆ(みたらし)の3本の団子です。
そして次に向かうは、猊鼻渓!。
こちらも一関市東山町にある砂鉄川沿いの渓谷。
岩手県で最初に、国の名勝に指定され、全長2キロメートル、高さ50メートルを超える
石灰岩の岸壁が連続する場所です。
舟下りを楽しめる場所でもあります。時間がなかったので、舟下りはできませんでしたが、
周りを探索し、鮎の塩焼きを頂きました。
これで二大渓谷、制覇しました!
さて、次に向かうは、世界遺産「平泉」!3月に震災があり、6月に世界文化遺産に登録されました。秋の三連休、人!人!人!で、賑わっていました。とにかく、敷地が広い!
ガイドさんや観光客が沢山いました。中尊寺金色堂は、言葉にならないくらいの金ぱくです。金色堂は写真撮影が禁止の為、外観だけのせておきます。
そして、チェックイン迄時間があいたので、現地を知る為に、宮古の方まで足を運んでみました。三月の震災以降、電信柱が建ったり、がれきも整理されていたり、
プレハブのお店ができていたり、少しずつ復旧しています。
「ここに駅があったんだよ」と話をきいて、
見渡す限りがれきの空き地となっている所をみると、言葉がでませんでした。
テレビでも放映されていた松の木が1本。
東北の人たちから、逆に元気をもらった気がします。
さて、時間も時間になってきたので、ホテルに向け車を走らせます。
今晩の宿泊先は、花巻エリアのクチコミ人気宿です。
かまど料理と17の湯船が人気の宿です。
到着するなり、沢山のスタッフの方が外で誘導してくれました。
この時から気分は最高です。お部屋は綺麗に清掃されており、広くて、川と山が見え、最高でした。窓が大きいので優雅な気分にひたれます。
そして、17種の浴槽巡りにでかけます。
「森の湯」「川の湯」「南部の湯」とあり、時間制で男女交代となります。17種も浴槽がある為、夜だけでは回りきれません。夜は「森の湯」に入りに行きました。川や木々がライトアップされており、優雅な気分に浸りながら、シルクバスでお肌がつるつるになりました。立湯露天風呂という立って入るお風呂もありました。
温泉で汗を流し、夕食は「かまどダイニング」へ。名物5つのかまど料理が食べ放題のハーフバイキング。ゆず種が人気のようで、頂きました。
≪2日目≫
名所は一日目で制覇したので、残すは三大麺です!早起きして、残りの「川の湯」と「南部の湯」へ。朝の眺めも最高です!本当に沢山の浴槽があります。「川の湯」には「腰掛湯」という半身浴が出来るお風呂がありました。
温度も適温なので、ずーっと入っていられます。「川の湯」と「南部の湯」も制覇したところで、
朝のバイキング会場へ向かいます。
朝から何十種類ものメニューがずらーっと並んでいます。この後の計画が狂っていくともしらず・・
朝からガツガツ頂きます!
バイキングメニューに、盛岡冷麺のミニサイズが置いてあったので、
頂きました。14時までの間に三大麺を全部食べるのは不可能だとおもったからです。
岩手名物のひっつみ汁をはじめ、何から何までおいしかったです。お世話になった旅館とさよならし、花巻市内へ。
このままではお腹がいっぱいすぎて、わんこそば体験がむずかしいと判断し、急きょ体を動かしに行きました。
たっぷりと二時間程運動し、わんこそば体験へ向かいます。
お店は、「岩手名物わんこそば やぶ屋」さんです。
みなさんしってますか?
わんこそばの発祥の地は、花巻らしいです。
お店に入ると、歴代の大食い横綱の名前がずらーっとのっていました。
「女性でこんなに食べれるの?」とびっくりしました。
ジャッキー・チェンも訪れたことがあるようで、お店に写真が飾ってありました。
名前が呼ばれ、席に通されました。お刺身と、とろろ、やくみ、お椀などがテーブルにおいてあります。
隣には親子4人組が。その親子と一緒に、いよいよわんこそば体験のスタートです。
勢いよく、お店の方がお椀にそばを投げてきます。少し薄味でした。
「こんなのまだまだいける~」と思ってスタートしたものの、
あきっぽい私は、5杯くらいでお刺身をたべようとお箸をとめました・・
ですが、次から次へとおわんにそばが飛んできます。女性は30杯位が普通との事。だいたい2人前くらいの量らしいです。10杯、15杯と盛られるにつれ苦しくなり、あきてきた私。頑張って30杯食べました。
同行者と隣の席の女の子は頑張って50杯くらいたべていました。
三大麺のひとつ、じゃじゃ麺ですが、あまりにお腹いっぱいすぎて食べれませんでした。
花巻が大好きになったので、また近々時間をみつけて行ってみようと思います。
岩手・花巻にさよならし、これからまた6.7時間、東北道をひたすら走ります。
レンタカーの返却が22時なので、急いで帰ります。
福島あたりまできた所で、どうしても寄りたいエリアがあったので、飯坂温泉のICでおりました。
飯坂温泉は加盟旅館が沢山あり、有名な温泉地です。時間をとれないので、飯坂温泉の周辺写真を撮り、
すぐに撤収しました。途中、渋滞に巻き込まれ、レンタカーを返したのは、ギリギリの時間でした。
大半が車の運転だった為、相当疲れましたが、行ってよかったと思える旅でした。
見どころ満載の東北は、まだまだ魅力あふれる温泉が多数あります。
見て、聞いて、感じた事を紹介していきます。
次は秋田まで足を運んでみたいと思います。
走行距離、約1200キロ。
生まれてはじめて経験した長旅でした。
おしまい。