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旅のプロ、旅へ出る

【お得にお安く】台湾 現地と触れ合う庶民派の旅


我が社には、旅行ボーナスなるものがありまして、一年に一回旅行料金の補助がでるというありがたい制度です。

それを使って旅行しようという話がたちあがり、最終的には、日程をずらしつつ3人で台湾に行くことになりました。

男三人のわっくわくの大冒険です。

会社の同僚と旅行するのはよいのですが、残念ながらわが家の大蔵省の援助が得られず、おこづかいだけで何とかすることになりました。

そういう事情もあり、今回は、庶民的に、マネーを抑えながら、現地台湾の空気を味わってこようと思います。

行き帰りは、LCCを使い、宿泊費用はできるだけ節約、移動ではタクシーなどという贅沢品は使いません。

己の足と、公共交通機関を使用し、金満旅行者気分を払拭した旅をしてきます。

それにより、より地元目線に近い台湾を味わうことができたらと思っております。

 

出発前の失敗話

旅行の準備として最初にしたのが、航空券探し。

旅行費用の大部分を占める重要な部分であります。

航空券の比較サイトでLCCを調べたところ

Peach, Tiger, Vanillaといったところが候補にあがりました。

時間的に、同じ日程でも滞在時間の多く取れるバニラエアを選択

それから、出発日と時間を決めますが、やはり土曜は高い。

土曜発、月曜帰り予定なので、帰りは比較的安いのですが、行きの料金が気になります。

しょうがないかとも思いましたが、よくよく探していくと、金曜の夜出発で台北深夜着のほうが、土曜朝着より5000円ほど安いではありませんか。

ここは、体力にものを言わせて、2泊4日の行程を組むことにしました。

 

さて、意を決して申し込みです。

  • 追加の荷物持ち込みなし
  • 座席の希望なし
  • 楽天カードマンが守ってくれるから、旅行保険などいらぬ

と追加サービスは一切選択せず進めていきます。

最後に、パスポート番号の入力をもとめられました。

あれ?

ない!パスポートがない!

前回社員旅行で香港に行ったまま、どこかにほっぽらかしになっているようです。

頼みの綱の奥方様も、「あんたのパスポートとなどしらん」とあきれ気味

仕方なくその日は、ここで断念

次の休みに、家捜しすることを決意しました。

 

と、今思えばコレが敗着でした。

 

時を経て数日後の日曜日

入念なる捜査の結果、本棚に財布が並べられており、その中にパスポートがあることが特定されました。

何で、本棚だろう?

と思いつつ、気を取り直してフライトチケットの取り直し

以前の検索結果が履歴としてのこっているので、申込み画面には直ぐにたどり着きました。

着いた

だけど

えーー!

イッツ・アナザーワールド

金額が高くなってる~

 

なんと、前回申し込もうとしたときより5000円ちかく高くなっているではありませんか。

これには、落胆

席が埋まって来たら、料金上げる。

ホテルの料金は需要に応じて変動しているなんて
当たり前だのクラッカーの業界知識があるのにも関わらずこんな失態をつか~ん

他のサイトをみても、まあきれいに値上げ済み。

旅行業界に携わるものとして、こんな失敗恥ずかしい。

これ以上値段が上がったらたまらんと、悔しさにふるえながら、申し込みを急いだのでした。

 

出発そして到着

夜10時、周りの乗客からは日本語はほとんど聞こえない。

空港で、出発の一人酒盛りも終えているので

乗ったら寝るだけと思っていましたが

なかなかの狭さと、今後にわくわくしてなのか眠れない。

夜発だからなのか、機内もかなり寒くなってきており

CAさんに「毛布ちょうだい。」とお願い。

ご返事は、ただで渡せる毛布などない、買えとのこと

LCCは、毛布無料貸し出しはないのですね、、、本当に、金満旅行者気分な自分が嘆かわしい。

有料の毛布などわたしにはおよびでないので、不要、No, Thank you. と断ります。

その後、鼻水が5リットルほど出た位のところで、台湾到着

教訓:熱帯へ 向かう道路は 寒かった

 

空港とFreeWi-Fiの話

深夜一時桃園空港着

「ほわんいん、くわんいん」と空港のアナウンスに歓迎されます。

携帯の電源を入れて

ここで、庶民の味方、フリーWi-Fiの利用を試みます。

この時のために、日本にいるときに事前登録しておいた「Taipei Free(台北フリー)」に繋げました。

早速LINEにて、関係各所に到着のメールを送ります。

我、台湾到着成功せり、と

送信

メッセージの送信に失敗しました。

あれ~?

登録失敗したの?

そこで、空港のフリーWi-Fiに切り替えて利用

とりあえず空港内はこれでセーフ

空港を出発した後のことも考えて、再度台北フリーへの接続を試みるも

つ、つかえねー

使えないのか、やり方が間違っておるのか

とにかくだめ

 

その後も、しばらくフリーWi-Fiを渡り歩いての生活をしましたが

一番頼もしいのは、メトロWi-Fi 電波も強く最強です。

空港Wi-Fiは、空港内でも、つながらないところがあり少し頼もしさに欠ける。

台北までの、バスの中でつかったWi-Fiも電波は弱めでした。

今回は確かめてないですが、以前台湾に行った時には、ドトールなどのカフェの前に行って電波を拾うなんていう技も使えました。

わたくしの考察としては、ツアーであれば、Wi-Fiはフリーで無問題

個人旅行であれば、現地でSIMカードを買うのが、金額が安くて電話も使えるんで最適だと思います。(私みたいに深夜にくると、店舗の営業してないです。)

 

空港でのシャワー

夜が明けるまでは、空港泊予定

空港でなんか眠れやしないというときは、台北駅に深夜バスで移動してネットカフェ計画です。

どちらにせよ、まずは、移動で疲れた体をシャワーで洗い流しましょう。

案内板のシャワーみたいなマークを頼りに移動します。

シャワー室の前にたどり着くと、欧米系のふくよかな女性がお掃除してました。

「使っていいの?OK?Free?」

と流暢な英語、日本語交じりで話しかけます。

途中だけどいいよ的な感じでシャワー室に案内されました。

かなりピッカピカの立派なシャワー室です。

シャンプーあり、リンスあり、ボディソープあり

存分に体を洗い流しました。

さてと、

ここで気づいたのですが

 

 

 

タオルがない。

あほだな~、と思いました。

 

 

空港でのご就寝

シャワーを終えて、寝れそうな場所がないか探してみると

そこら中至る処でゴロゴロ眠っている。

ソファで横になる者、テーブルに突っ伏して眠る者などいろいろです。

皆様荷物をほっぽらかして眠っており、若い女性の方もたくさんいらっしゃいます。

これは、かなり治安がよさそうです。

一番人気は、Hの真ん中の棒を伸ばしたような形をした4方向に座れるソファ。

縦の長さ100㎝、横棒の長さは150㎝くらいで、コンセント付きの為、携帯を充電しながら眠れます。

次点は、TAIWANの形をしたソファのA

コンセントはありませんが、背を十分に伸ばして眠れるところが魅力です。

その点は、ほかの文字も同じですが、寝返りをうった時の安定性と、上部△スペースへの収容力を考えるとAが最強です。

 

狙いのHソファは短い縦棒部分しか空いておらず、Aソファは空いていたのですが、携帯の充電が必須だったため

充電コーナー横に設置された、ベンチで寝ることにしました。

金属性なので、寝心地は少々固いです。

とりあえず、充電が終わるまでは、我慢してここで寝っ転がっていようと思います。

 

台北駅への移動

一時間後位して、携帯の充電具合を見ると

やっと、50%を超えた程度

なぜか、充電されるのがとんでもなく遅い。

携帯がポンコツなのか?

香港の空港で充電したときはもうちょっとは早かったような。

ここで、あまり寝心地も良くなかったので台北駅まで移動することを決意。

深夜で、電車は終わっていますが、バスは目下運行中

バスマークを目安に進んでいくと、特に迷わず待合所に到着

空港のバス停なので、各方向に、たくさんのバス便が出ています。

台北駅行を探すと、国光客運が、深夜でも一時間に一本くらいは運行している様子。

バスカウンターの国光客運の受付窓口に行くと、残念、深夜なのでしまっている。

そこには、張り紙で「切符は券売機で買いなさい」の記載あり。

そこで、バスカウンター横の国光客運の券売機で買おうとするものの、肝心の電源がついてない。

どこをどうボタンを押しても反応せず。

どういうことじゃ?と、窓口や券売機の注意書き、電光掲示板などを読んでいると

(読むといっても、日本語と同じ意味で漢字を解読したらこういう意味になるだろうという位の読解力です。)

発券機の電源がついていない理由はわからなかったものの

悠遊カードなるものを買えば、切符なんていらないと記されている。

この、悠遊カード、所謂日本のICOCA的なもので、電車、バスの改札がピッと一発で通れるICカード

コンビニとかでも使用可能です。

なぜ、ICOCA的と申しますと、残額が無くても通してくれるところ

しかも、電車は、割引価格で乗車可能というすぐれものです。

日本のように、一円単位を切り上げずにおまけ?してあげるというものではなくて太っ腹の2割引

断然買いの便利カードなのです。

使用上の注意的なことを書くとすれば、降車の時に読み取りエラーとかになってしまった場合

すぐに窓口で履歴修正してもらえば問題ないですが

その場で気づかず、後で使おうとすると一切使えません。

電車の改札口でエラーになって、バスで使おうとすると

バスの読み取り機に、耳障りな音ともに拒否され

後ろの人に白い目で見られ

すみっこに縮こまって財布からお金を取り出し

運転手さんに申し訳なさそうに渡すも、

感謝どころかおつりも渡されません。

※台湾のバスはおつりをくれません。(泣)

その間に、私を断った読み取り機さんは、どんどん人を通すので

終わったころには、せっかく早めにバスに乗ったのにもかかわらず

座席がすべて埋まっているという憂き目にあいます。

まあ、こんな踏んだりけったりになったりする人はそうはいないと思いますが

十分お気を付けください。

と~ても悔しいので・・・

 

そんな、便利な悠遊カードですが、その時はそこまで便利なものとはつゆ知らず

このカードと、全部トークン(台湾の丸いプラ製の切符)で通すのとどっちがお得なんだろう。

と頭の中で難しい連立方程式を解いていました。

しかし、これがないとバスに乗れないという状況下なので、否が応でも買わないわけにはいきませんでした。

(これに関しては、私の持っていた台北ガイドブックにも文句を言いたい、上級者におすすめのカードとか言って、1×2cmm位の写真でちっちゃく掲載されているから迷う。私がガイドブック作ったら、「みんな買ってね、今頃トークンで清算してる奴なんていないよ」って紹介をする全員購入必須の代物です。)

 

悠遊カード販売機は、夜でお休み中のバス券売機の近くにありました。

デポジットとして、100元取られると、ガイドブックには書いてあったので

交通費もいくらか今のうちに入れておくとして、札束小3枚(100元札)あればいいか

いやいや台湾だから、蒋(介石)3枚だ!なんて、一人で思っていました。

購買と書いたボタンを押してみると

画面が切り替わって、金額が出てきました。

そこには、 ”金額:5000元”  の表示が

えっ!

5000元って

高くない?!

この本には、100元って書いてあるのに。

5000元はいくら?と、Googleさんに聞くと

”5,000ドル(TWD)は約18,713円です。”とのご回答

少々高いではなくて、とんどもなく高い。

ほんとに、そんなにすんの?

長期滞在者向けのカード?2泊4日程度の今回の旅でそんな電車使うか?

今は空港で換金したてだから払おうと思えば払えるけども、全財産の実に70%は失う計算になる

これでは、あれも、これも、それーもできなくなってしまう。

これは、ちょっと買えないだろ・・・

朝までここにいようか、

いや、それもつらい。

とにかく、100元ってガイドブックには書いてあるんだから100元だけでも入れてみるか

頼む蒋介石

券売機の画面は

難しい漢字  :0元

難しい漢字金額:5000元

の表示から

難しい漢字  :100元

難しい漢字金額:5000元

になる。その差額実に4900元だが

ええーいままよとばかりに、進むボタンっぽいのを押してみる。

反応は

あり

手ごたえあり

ガチャコン

 

なにこれ?カードダス?

交通カードを苦労して買っていたはずなのに

なぜがイカのみたいな顔をしたカードが落ちてくる。

しかも、100元も払ってるのにレア度低そう。

 

という第一印象ではありましたが、

ポップな見かけの裏側にしっかりと悠遊上下と書かれており

無事に、目的のカードを購入することに成功しました。

どうやら5000元というのは、一度にチャージできる上限金額のことらしかったです。

わたくしは無駄にびびらさせられていたわけです。

 

さらに、後で知ることになるのですが、100元札に書いてある肖像画は蒋介石ではなく、”孫文”

 

蒋介石様は、200元札でした。

恥ずかしい。ブルース・リーをジャッキー・チェンと間違えるくらい恥ずかしい。

 

まあ、とにかくカードを手に入れ

時刻表どおり、2時代のバスがやってきました。

これに乗って、台北駅に着いたら

ネットカフェに行って朝を待とう。

しかしいざ、バスに乗ろうとすると

まさかの乗車拒否

運転手さんが、一生懸命手で数字を作っている

じゃんけんでいうパーと人差指をクロスして、十みたいなハンドサインを出していたので

15番停留所から出発かなと思って行ってみたが、バスが来る気配はなし。

次の出発時間が3:50だったので、それを伝えていたのだと判断して次のバスを待つことに

そんなときに、乗車場所のすぐ近くに、電源が入った券売機を発見

カウンターの近くではなくて、乗り場近くの券売機は、24時間購入できます。

はぁー、先ほどの苦労は何だったのか。

その後、3:50には、しっかりとバスが来て、無事台北に出発することができました。

教訓:バスの時刻表には、折り返し運転のない時間の記載があり、印とか注意書き等は一切なしの初見ごろし。

 

 

台北駅から西門へ

バスにのったら、一時間ほどで、台北駅に到着予定。

そこで、先に台湾に来ている会社の同僚と落ち合う予定です。

駅近くのネットカフェを経由してからの合流予定だったのですが

明け方のいい時間になってきているので、同僚のホテルに直接行ってしまうことにしました。

無事に駅に到着し、バスとおわかれしたところで、Wi-Fi難民に

西門という駅のホテルをとっているということなので地下鉄に移動しなければいけないのですが、よく地図がわからない。

こういう時は、ネットで検索

が、できないつらさ

地下なんだから、下に行けばいいだろと適当に階段を下りて、うろうろすると

西門駅に到着する板南線への地図を発見

嫌になるほど現在位置から正反対

かなりの大回りをしながら、改札にたどり着いたのでした。

※その後、台湾の友達に教えてもらったのですが、地下鉄乗り換えで、西門駅にいくときは、台北で乗り換えるのではなく、一つとなりの中山駅で乗り換える方が便利と言うことです。

 

そのあとは、先ほど、手に入れたICOCAならぬICA(イカ)カードで改札は楽ちんに通過

非接触で反応するので、財布の中にでも入れといても使えます。

メトロWi-Fiに繋げ、外界からの遮断も回復しました。

台北駅から2駅で西門に到着

ここは、いうなればオタクの町

日本でいうところの秋葉原

入口から、萌え萌え~って感じです。

さて、ホテルはどこだと探すものの

予約情報の住所は英語表記

ここ、あたり一面漢字表記

どうも、通りの名前が一致しない。

そこで、ドキドキで現地の方に道を聞くことにしました。

とは言っても、まだ6時前なので人も少ない。

ふらふら歩いていると、ラッキーなことに、メイドカフェの店員さんが店の前を掃除していたので、道を尋ねてみました。

颯爽と、中国語で「我想去チャーガ」

訳:ココに行きたい。

と地図をさして聞いてみました。

通じたか、通じないかはわかりませんが

当然、中国語で回答が返ってくるのでまったく意味わからず。

なんだかんだしているうちに、ちょっと責任者っぽいおじさんも来てくれて

なんとなくの方向はわかりました。

英語で、地図出しながら、「ウェア?ウェア?」聞いてたほうが

回答も英語になるはずで、もうちょっとわかったんじゃないかと後で反省しました。

これは、値段聞くときも、中国語で聞いちゃうと回答が中国語なのでわかりづらい。

数字くらいはわかるようにして台湾にいったものの、実際聞いてみると101なのか、110なのか、とかの聞き取りが不可能。

無難に、ハマチ、ハマチ、ディスカウントって言っといたほうが、私的には正解でした。

 

何はともあれ、言われたとおりに進んでいくとお目当ての通りに出ました。

ここからは、番地をたどっていくだけで目的のホテルにたどり着きました。

こういった番地は、日本より外国のほうが非常にわかり易い。

番地が飛ぶようなトラップがなく、番地の表記頻度が高い。

島国は土地が、入込すぎだよと思います。

 

LINEで連絡すると、2人のうち一人はしっかり起きてくれていて、無事合流することができました。

ここから、私は、相乗りながらもPocket Wi-Fi装備

そして、同僚のうちひとりは中国人なので、このあとの旅を不自由なく暮らすことができました。

 

 

その後

合流ののち

一日目は

十分 ランタンに、銭ゲバな願いを込めて空に放ちました。

九分 坂道が多すぎて腰が死にました。

士林夜市 腰が・・・

宿泊は、ドミトリー

一泊1800円ほど、トイレシャワーは共同

ここのドミはびっくりするほどきれい。

台北では、きれい系のドミトリーがたくさん増えているようです。

二日目は、

東門市場で、朝からホルモン系肉刺(日本じゃまずありえないが、台湾では普通とのこと)

お昼は、日本で買ったミールクーポンで、超有名店ティンタイフォンを堪能

淡水を自転車で回り、男ふたりで夜景観賞

三日目は、スーパーでお土産のお買い物、パイナップルケーキが安い!!

 

 

最後に

交通費と宿泊代以外はあまり制限もせずお土産も買ったのですが

からすみの出費6000円程度を入れても

現地で使った金額は、3万円くらいで済みました。

お得に、お安くやれたのではないかと思います。

あと、今回文中では紹介できなかったのですが

台湾の信号は、赤は、車に注意しながら自己責任で渡っていいとのことです。

赤の点滅が、渡っちゃだめの合図です。

これ知らなくて、バス停の前の信号機が赤から変わらなくて、非常に困りました。

以上、お得にお安く台湾の現地と触れ合う庶民派の旅でした。

 


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