社員旅行 香港 すべては小さな一歩から! ~ コンシェルジュへの道 ~
香港でレンタカーの旅。異国の地で運転してみました。
社員旅行の班別行動、私たちはレンタカーで香港島1周を計画しましたので、その体験記をご紹介します。
そもそもなぜレンタカーなの?
最近日本では海外からの訪日外国人旅行者が増えているって知ってますでしょうか?
中でも、香港からきた訪日外国人で最近ブームなのが、日本でレンタカーを借りて旅をすることなのです。
確かに日本では公共交通機関では行きづらい場所って結構ありますよね。
そんな時便利なのがレンタカーなのです。
ちなみに、訪日外国人の80%が地方に行きたいと思っているものの、行けないでいる・・とのことです。
理由は、「日本の交通機関は不便」「地方では標識が母国語に対応していない」「通信環境が悪い」が3大要因との調査結果がありました。
しかし、言葉も文化も異なる地で、車を運転するって少し不安に思いますよね。
今回社員旅行で香港に行く機会があったので、逆に自分たちがレンタカーを使ってみて、実際に体験してみようと思ったわけです。
しかし、班別の自由行動時間は約4時間。どんなルートでドライブしよう・・・
香港島は面積が小さいので半日もあれば1周できるのではないか・・・「香港島一周!?」
中心街を出発し、香港島を時計と反対周りにぐるりと一周しよう!!
こんな感じです。
ということで、たった4時間で有名スポット、人気スポットを制覇する弾丸ツアーを決行しました。
レンタカーはどこに行けば借りられるか下調べをしていきました。
香港で借りられるレンタカーで有名な店舗はHertz(ハーツ)です。
今回はこちらを選択しました。
予約は日本からネットで事前に行いました。
【予約担当の井浪です】
試しに確認してみたところ、Hertzの電話カスタマーサポートでは、日本語で香港で使うレンタカーを予約できることが分かりました。
ちなみに、トクーでも、海外の方が母国語(英語・中国語・韓国語)のカスタマーサポートを受けることができます。これは本当に安心です!
そして国際免許も忘れずに取得!
ちなみに、国際免許は以外と簡単に取れました。居住地の免許センターで手続き。
所要時間は15分程度、費用は2、300円(+写真代)でした。有効期限は1年間で
ジュネーブ条約に加盟していない国では使えないとのことです。
当日。地下鉄の九龍駅にて車をレンタル。
店舗カウンターでは現地の方が対応してくれましたが、日本語は当然通じる訳ありません。
幸いにも英語がOKだったので、こちらもカタコトの英語でなんとか車をレンタルすることができました。
レンタルした車種はホンダのFITです。
いざ出発。・・・とさっそくここで最初の問題。
ナビがついていません。
日本ではもはや当たり前の装備ですが、香港ではそこまで普及していないようです。
仕方ないのでスマホナビでルート検索して出発しました。
【ドライバーの岡田です】
私、日本ではスマートフォンをカーナビ代わりにしています。
今回日本を離れる際に「Wi-Fiルーター」をレンタルしてまいりました。
街中では問題なく利用できたルーターも走行中に上手くつながるのか?と不安でしたが、問題なく『●oogle map』が使えました!これで日本と同じ環境を実現!日本語で「次の交差点を右です・・・」という具合に誘導してくれました!安心!
ちなみに、トクー!ではWi-Fiルーターレンタルを行っています!海外のお客様が感じる、普段使っているMapアプリをそのまま使えることのアリガタさが骨身にしみました。素晴らしい付帯サービスです!
香港は「左側通行、右ハンドル」と日本とおなじです。
交通ルールも基本的に同じようです。
しかし都心部はかなり交通量も多く、なるべくハイウェイのような大通りを走るようにしました。
それにしてもやはり日本とは勝手が違います。
道路の案内板をみてもどちらに進んでいいか迷います。
ここはドライバーの勘に任せて進むことに。
【ドライバー岡田です】
運転前に気になったのが、「交通法規」です。香港は、道路の左側通行、右ハンドルで日本に近い運転環境ですが、都心部を離れると信号がないことです。日本で言う交差点は「ロータリー」になっています。ロータリーは右側からくる車が優先です!(これ知らないと事故します!)また、基本的に路上に停車ができません(道に迷って車を止めていると捕まるそうです)!
何の苦労もなく国際免許はとれましたが、香港で車を運転する知識は何もなかったのです!日本に来る外国の方も母国語で記載された簡単な交通ルールガイドがあれば助かるんだろうな・・と思いました。
なんとか、香港島へのルートである海底トンネルまできました。
通行料は40ドルです。日本円にして約650円くらいです。
ここまでは順調でしたが、トンネルを抜けてから何度か道に迷いました。
街中は交通量も多く、ゴチャゴチャしてます。
一度間違えると、一方通行や非常に多く、元のルートに戻るのに非常に苦労します。
なんとか最初の目的地であるアバディーンまで来ました。
ここでは観光地として有名な海上レストラン「ジャンボ」があります。
香港映画でよく目にする「いかにも香港」的なスポットなので、まずはここからと思っていましたが、
近くまで来たものの、なぜかレストランは海の対岸にあります。
「どうしたら向こうに行けるのか・・」
全くわかりません。後続車があるので車を止める余裕もありません。
仕方ないので助手席より記念撮影。
少し見えますでしょうか・・
しかし遠くからみても迫力のあるレストランでした。
時間もないので次の目的地へ。
次は、レパルスベイ、スタンレー方面へと進んでいきます。
この辺からは、日本の湖畔沿いの道路ように狭く、曲がりくねった道が続きます。
また、中心街とは全く異なる風景が見えてきます。
ここは富裕層が住む住宅街のようです。
しばらく進むとビーチが見えてきました。
「ここは本当に香港か」
まるでヨーロッパのおしゃれなビーチのような雰囲気。
コインパーキングに車を止めて15分休憩。
コインパーキングはこんな仕組み。
事前にチャージしておいたオクトパスカードで支払いできます。
その後、駐車場でもオクトパスカードで精算ができました!
ちなみに15分3ドル。とても安いです。
香港に来てから何もかも物価が高いと嘆いていましたが、ここにきて初めて日本より安いものに出会いました。
砂浜はとても綺麗です。
暑いしこのまま飛び込みたい気分ですが、ここは足だけ。
それにしても、香港の富裕層は羨ましい環境で生活しているものです。
あっという間に15分が過ぎ、次は最終目的地スタンレーへ。
レパルスベイを出発し、アップダウンの激しい道を進むとスタンレーの案内板が見えてきます。
ここを右折し坂を下っていくと「スタンレープラザ」というショッピングモールに着きます。
ここには駐車場があるので、ここに車をとめて街を散策。
そういえばバタバタしてお昼も食べていませんでした。
ショッピングモール内には飲食店もたくさんあるので、ここで食べることにしました。
中華料理にしてはとても薄味。
きっと食べ方を間違えたのでしょう・・
食後は散策。
ショッピングモールの外はこんな感じ。
とてもヨーロピアンな雰囲気です。
ここから海岸へ抜けます。
海岸前の通りはオシャレなカフェが立ち並びます。
この海岸前の通りから1本裏の路地に入ると赤柱市場(スタンレーマーケット)とよばれる商店街に入ります。
スタンレーマーケットは西洋雑貨、中国雑貨、洋服店等々、多種多様なお店が混在してます。
また見かける人々の人種も様々です。
こんな感じのお店がたくさんあります。
ここは子供向けの雑貨やおもちゃ等が並んでいました。
価格は比較的安い印象です。
掘り出し物がありそうな予感で、時間があればゆっくり買い物したかったのですが、帰り時間を考えるとあと10分くらいでここを出なければなりません。
急いでお土産探し。
商品が多すぎて選ぶのが大変・・・
急いで選んだ結果、日本で待つ子供へのお土産として、キャップを購入しました。
”龍”のキャップ・・・ 日本ではなかなか手に入らないデザイン! ナイスチョイス!
事前に情報をもらっていたので、値切り交渉をしてみました!短時間の交渉(本人としては、少しゴネた程度)で65HKD(香港ドル)が、なんと50HKDに!
目的地は全て制覇しました。
後は時計と反対周りのルートで香港島を1周して帰ります。
こんなのどかな風景の田舎道をしばらく走ると、いよいよ最後の難関です。
高速道路 ⇒ 海底トンネル ⇒ レンタカー返却
スマホナビを頼りに、慎重にハンドルを切ります。
それにしてもスマホナビは正確です。WIFIの通信状況も良好。
問題はナビを扱うこの男がポンコツなことです。
帰りはルートを間違えることもなく順調です。
都心部を走りきり無事ゴーール!!
約4時間の弾丸ドライブでしたが、無事に香港島を1周することができました。
まとめ
これから香港旅行に行かれる方、そしてレンタカーを使ってみようと思っている方へのアドバイスです。
・ナビを必要とする方はオプションでつけましょう。
・スマホナビを活用する場合はWIFIは必須です。WIFIルーターも事前にレンタルしましょう。
・事前に地図を予習しましょう。心に余裕が必要です。
そして最後に、
短時間の弾丸ドライブはおすすめしません。
香港島は魅力たっぷりのリゾート地です。
できるかぎり時間をかけてゆっくりと観光を楽しんでください♪