社員旅行 香港の無人島で魚釣り! 自給自足にチャレンジ!
今回社員研修で訪れた香港で、男3人がチャレンジするのは、
『無人島で魚釣り!自給自足にチャレンジ』
ターゲットは、香港に数多く生息し、体長1mを超える“レッドドラム”。
この魚を釣りあげて、焼いて食べ尽くすのが最大の目的です。
さて、無人島で魚釣りチャレンジのその前に、もう一つのチャレンジがあります。
それは・・・・・ 『香港でティッシュ配り』
香港のビジネス街で、
トクー!レンタカーのチラシを入れたティッシュを配りまくる!
こんな貴重な体験はなかなかできません。
ティッシュ配りメンバー3人のうち、1人は急きょ旅行会社営業で回ったので、
3人分を2人で・・・ノルマです。。T T
まずは、地下鉄の出入り口を確保。
相棒は昔取った杵柄で、アクティブに配って、あっという間にノルマ達成!
私は高齢のせいで、まだ1/3ぐらい残ってるのを、若い?相棒が助けて
くれました^^
みんな、意外と受け取ってくれるのには、ちょっとびっくりでした。
高齢の私は、それでも一生懸命に、“サンキュー、サンキュー”を繰り返しながら、
汗をかきかきティッシュを配っていると、さっきティッシュを渡した若い女性が
にこにこしながら、近寄ってきました。
ティッシュの代わりに、「これで汗を拭いてください♪」と、
年寄りを労わってくれるのかと思いきや(笑)・・・・・・・
豈図らんや、近づいてきたその女性は、
なんと!!
トクー!インバウンドレンタカーのお客様だったのです!
トクー!インバウンドレンタカーの利用は、香港の方が約半数いるとはいっても、
まさかここで声をかけてもらえるとは!!
お話を伺うと、香港在住の方でした。
遠い異国の地で、こんな♪サプライズ♪が待っていようとは!! (T T)
もっともっと香港の方に利用していただけるよう、これからも頑張ります!
そんなサプライズもありながらのティッシュ配りを終えたのが、午後12時半ごろ。
今回の旅の締めくくりである、「無人島で魚釣り」の
実行目的地「西貢(サイゴン)」へGO!!
と、急いだものの、地下鉄のどの路線に乗ればいいか、さっぱり??
「彩虹」という駅から緑色のバスに乗って・・・・という事前情報。
なんとか路線の乗り場を見つけて、いざ!
彩虹駅を降りると、バス乗りは意外とわかりやすいところに。
乗ってみると、これがまあ、運転が粗いというか、下手なのか上手なのか・・・
とにかくスピードを出すので、結構スリルありましたが。。。
40分ほどで目的地「西貢」へ到着。
「西貢」は、海鮮料理がおいしいリゾート地と聞いてましたが、
実際に行ってみると、なんだか昔なつかしい雰囲気のする港町です。
さて、真っ先に探したのは、そう、釣り具屋さん。
あった!意外とわかりやすい看板で。(笑
このあたりまで来ると、英語はほぼ通じません。
香港では釣り竿を使わず、釣り糸だけで釣るのがポピュラーとの情報があり、
そのスタイルで釣り糸と重りと餌を調達したいところでしたが、
聞きたい情報が伝わらなくて、苦労しました。^^;
それでもやっと、道具一式を調達し、今後は無人島への舟を探しに。
無人島の名前は「橋咀洲(キュウツイチャウ)」
いろんな個人の舟が出ているようですが、標準の料金がまったくなくて、
いったいいくらなのか、すべて交渉次第。
加えて、英語がほぼ通じないため、身振り手振りで説明するも、行き違い食い違い。
なんだかんだとやりとりしているうちに、わかったのは、無人島の橋咀洲
(キュウツイチャウ)では釣りができないらしい。。。。
「えっ?まじ??」
相手のジェスチャーから、
島の周りは岩場が多く、釣りには適さないらしいと読み取る。
「じゃぁ、どうするの??」
結局、無人島の近くまで行って、舟の上から釣ることに・・・・。
「あ、それもおもしろい!」
と、舟釣りに挑戦!
舟賃の相場感がまったくわからないのと、騙されては・・・と
思いながらも、時間がなくなってきたので、最終的に3人で500香港ドル。
無人島への往復と、舟釣り代をいれて、一人約2,500円。
う~ん、高い気もするけど、とにかく時間がないので、交渉成立。
さて、乗る舟はというと・・・・舟というよりはボート。。。
船頭さんは、体格の良いお母さん。。
(大丈夫かぁ??・・・・・・・)
このお母さんに命を預けるには、
一抹の不安がありましたが、それこそ乗りかかった舟・・・・。
でもって、このお母さん、当然ながらまったく英語は通じない。
さらに、やたらと、威圧的なでかい声でさわぐさわぐ。
何を言ってるかまったくわからない。
にこりともしないので、不気味過ぎ。
仕舞いには、金をよこせ的なジェスチャーまで。
「はぁ?」
「さっき500香港ドル、払ったじゃん!」と、
日本語で反撃すると、なぜか通じた。。(苦笑
トイレ完備♪
しかし、まあ、これが揺れるのなんのって、乗ったとたんに船酔い状態。T T
それでも、左に右に相当傾きながら、いざ無人島へ!
船酔いしながらも、とにかく、釣りに準備だ!
と、ここは釣りが得意のS君の出番!
3人分が用意できたところで、いざ!
餌は海老とミミズ。
これで、狙うのは、
「 レ ッ ド ド ラム 」 という、 日本にはいない、 肉食魚で小魚や甲殻類を
捕食する大型の魚!
この糸と餌だけで、大物を釣り上げる!!
なんて、ダイナミックなチャレンジだ!!
でも、糸が手に食い込んで、、、痛い、、、
もし、獲物がかかったら、やばい!どうする?
妄想を膨らませながら、釣り糸を垂れる3人。
なかなか、反応がない。。。舟は揺れる。。。気持悪い。。。
がんばれ!
さすが、S君は、赤いグローブ持参! プロっぽい。
なかなかあたりが来ない3人。。
その時、私の糸に反応が!!
ついに 「きたか!」
思い起こせば、小学校時代に海釣りで、
タコを釣ったあの時以来のこの感触!!
糸をひっぱっては、ゆるめ、ひぱってはゆるめ、
慎重に、慎重に・・・・
「たぁての糸はあなた~♪ よぉこの糸はわたしぃぃ~♪」と
中島みゆきの「糸」を口ずさみながら、
悪戦苦闘するも・・・・・・
「くそぉ!餌だけとられたぁ~~」 T\T
気を取り直して、餌を付け替えて、またポチャリ。
小一時間ほどのチャレンジも、釣果は・・・・・「ゼロ」
密かにビギナーズラックを期待しましたが、残念!
お母さんに、「島へ行ってくれ」と、ジェスチャーすると、
舟の錨をあげろと命令される始末。(笑
S君、人生初の錨上げ。
さて、時間がないので、気を取り直して、無人島へ上陸へ。
無人島上陸はいいけど、このお母さん、ちゃんと30分後に迎えに
来てるれるかめちゃくちゃ不安でした。(さっきお金要求されて断ったので)
一生懸命「迎えに来てくれ~」とジェスチャーするも、お母さんはにこりともしない。。 舟は岸を離れていく。不安は募る。
まあ、ここまで来たんだ。あとは、なるようになれ!
最悪、泳いで帰るか。。。
とりあえず上陸。
確かに岩場が多い島。
こうなったら、開き直って、島探検。
でも、落ち着いて周りを見ると、結構人が上陸してました。
島の説明も、さっぱり?? (笑
でも、無人島初上陸達成!!
で、心配していたお母さん。
ちゃんと迎えに来てくれました。
「ありがとう~~」
本当なら、このあと釣った魚を店で捌いてもらって、皆で海鮮を堪能する予定
でしたが、釣果が「0」の場合、夕飯なしのペナルティ&白酒で無人島上陸に乾杯!
ということにしていたので、
白酒を探すも売ってない・・・。
あとは、街の店でおもしろいものを探そうと、散策に出かけました。
田舎街ですが、マックとスタバがありました。
街を歩くと、白人が多いことに気付きます。
いけすは、至る所にあります。
ですが、結構高いです。
表通り、裏通り、いろいろ練り歩きました。
しかし、独特な匂いのする街でした。
でも、街の雰囲気はどこかノスタルジックで、
妙に落ち着ける雰囲気がありました。
西貢は香港の中心部から、地下鉄とバスを乗り継いで、
約1時間30分ぐらいです。
今回は午後からの行動だったので、街を探索する時間が少なくなって
しまいましたが、午前中から行動すれば、華やかな香港都市部と違った、
若干リゾート感もある、港町の雰囲気が楽しめますよ♪