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旅のプロ、旅へ出る

社員旅行 香港 厳選いい店 本場?!グルメ旅


ホンコンの裏ゆ
食い出でてみれば
ましろにそ
丸亀のうどんに
雪はふりける

 

我、魔都香港に至る

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はるばる香港にやってきたからには

飲茶をはじめ中華料理を満喫したい!!

 

ところではあるのですが
今回は、日本のチェーン店にターゲットを絞り
日本との食べ比べをしてまいりました。
なぜそんなことをしてきたのかと申しますと
近年、クールJAPANを象徴するように、日本の文化が海外に広まりつつあります。
そのなかでも日本食も1つのブームとして、海外進出する外食チェーン店が増えています。
日本の外食産業が海外進出するにあたり
1. 現地の食文化、好みに合わせた現地志向適応型
2. 日本とメニュー味付けを変えることなく勝負する王道形
の二つの戦略に大別されますが、
今回は、「1.」の最たるご当地限定メニューを食し
日本外食チェーンが香港ではやっている要因を調査するのが目的であります。

 

香港には吉野屋、和民、モスバーガー等等
数多くの日本チェーン店があります。
撤退した企業も少なくないとは聞きますが
街をぶらりとしただけで見慣れた看板がチラホラ

 

Img_20150828_173814みなさんと、齟齬のないように伝えておきますが、そごうです。

 

Img_20150829_114312世界のやまちゃんに偽りなしだってば

 

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アメ横だってございます。

 

その他、牛角、笑笑、とんかつさぼてんなど多数

吉野家や味仙ラーメンは、至る所に!

 

その中で、私どもが、最初に選んだのが
「元気寿司」
和食の横綱といっても差し支えないであろう寿司が

SUSHIとして進化した姿を見届けようと思います。

元気寿司は、香港に50店舗以上

ショッピングモールでよくみかけ、香港じゅうに進出を果たしています。

 

まずは、一通り注文してみました。

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左上におわすのが、香港限定メニュー”海老フライ巻き”

とこれまた珍しい”うなぎチーズ巻き”

一応回転寿司なのですが、注文するとさらに皿に盛り付けてだしてくれます。

お値段は、蝦が16ドル、赤貝が高くて22ドル、巻物系が20ドルで

日本で食べるより1.5倍くらいのお値段でしょうか(1香港ドル16円で計算)

 

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追加で、”ソフトシェルクラブ巻き”と

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”カニカマサラダ巻き”を注文
カニカマは、まずくはないものの色もの的な味でしたが、

ソフトシェルはかなり旨い
カリッとしたソフトシェルが巻物になったご飯と、程良くまざりあい
甘辛い味付けが、後を引く
名古屋名物、天ムスを尻尾の殻ごと食べたような味わいです。

意外だったのは、

香港は、シャコが巨大で有名と聞いていたのですが、

お寿司メニューの中には、シャコはありませんでした。

殻をむいて出すのが手間なのでしょうか。

そのかわりに、ソフトシェルクラブがあるのかもしれません。

 

結果:海外の寿司は巻物がおススメ、握りはいたってノーマルな味です。
次に目指したものは日本で最も好まれ
中毒者を日夜排出し続けているラーメンです。

そんな中でも、メジャークラスのラーメンチェーン
「博多 一風堂」へ

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バッタラーメン!!

ではなく、伊勢海老ラーメンのようです。

ラーメンは、ここ以外にも
もっとも外国で版図を広げている味千ラーメン、日本では外国人の観光スポットになっている一蘭
また、吉野家では、ご飯ではなく出前一丁の上に牛丼を乗せて食べている
ということでかなり迷いました。
一風堂に決めたポイントとなったのがこちら

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香港限定メニュー 石焼うなぎごはん
サイドメニューは、このほか焼き鳥、串揚げ、お好み焼きなどなんでもあり

一風堂に限らず、海外にでたラーメン店は専門店ではなく、
居酒屋風に、色々和食がたのしめるといったスタンスで
運営しているパターンが多いようです。

餃子専門店といいながら、中華料理がなんでも食べられる王将方式の運営です。

さて、仮面ライダーもお勧めの

伊勢蝦ラーメンを実食

日本と変わらないクオリティ
こちらが、お値段98ドルなので約1600円
これでまずかったら困る価格帯でした。

そして、石焼うなぎごはん
香港名”鰻魚石頭鍋飯”へ

ひつまぶしの味を予測しましたが予想ははずれ。

鰻の炊き込みご飯的な感覚

日本人だから感じてしまうのか

もっと、山椒の香りを、たれの香ばしさを
とんがることなく、マイルドにまとまった味ワールドワイドの味かもしれません。

これを考えると、ラーメン二郎の世界進出は難しいんではないかと、ふと思ってしまいました。

 

結果:ラーメンレベルは日本とほぼ同一、サイドメニューで居酒屋化

 

おなかはそろそろ限界の気配

最後にやってきましたが
ハワイにも進出して大成功を収めているという
「丸亀製麺」
うどんは、中国語で鳥冬とかくので
丸亀鳥冬とは、鶴亀を連想させ、日本で食べるよりもおめでたそうです。

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食べるは、日本から狙いを定めてきていた
”豚骨うどん”

豚骨ラーメンならぬうどんというのが興味をそそります。

そして、限定メニューとして売り出していたマーラーうどんです。

 

さて、受け取ってみるとどちらも豚骨
香港は、豚骨スープがうどんのデフォなのか
そして、なぜかいらしゃるブロッコリー
果たして日本で、うどんにブロッコリーを入れる店舗があるのだろうか

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お味は、太い麺とブロッコリーの肉厚さが食感のハーモニーを奏で
うどんはしっかりと(日本より7割くらいの)腰があり、豚骨味はくどくなく良くマッチしています。

そうはいっても、食べつつ

ブロッコリーはいらないような

太いラーメンをたべているような

といういろいろな想いをかきたてるおうどんでした。

 

一緒に、竹輪と書かれた食品も頼んでみました。
見た目からして、真ん中に穴がなく、薩摩揚げがに串を通した姿をして怪しい。
そして、食べてみると、なんとお好み焼きの味がする。
山形名物 どんどん焼きの近縁に位置しているような味でした。
今回の3つの日本チェーン店を調査した結果からすると
最初の研究テーマとした現地志向適応型
としては、丸亀製麺が郡をぬいていました。
日本のうどんが、香港の地でメタモルフォーゼ
ついには、日本国では生まれえなかった
ブロッコリー入り豚骨うどんとして適応していったのではないでしょうか。

 

しろそれはうどんの色

しろそれは豚骨の色

しろそれは日本のこころ

しろそれは日本食をうけいれた香港の心のキャンパス

 

おまけ:

食以外でも日本企業は活躍しています。

日本でも床屋会に革命を起こしたQBハウス

通称1000円カットですが

香港でも1000円なのか

そして、10分できり終わるのか

自らを持って実験しました。

 

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ただきっても面白くないので

香港で一番クール髪型にしてくれと注文

同行者が、広東語で

一番しびれる髪型

と定員さんに注文をつけていました。

OKOKと店の人は言っていましたが、果たしてどこまで通じたのやら

 

ちなみにお値段、60ドル

1000円カットならぬ60香港ドルカット

現在日本のQBは1080円なので、若干香港のほうが安い

時間は15分弱で切り終わり

日本と同じように、カット後にはおしぼりと櫛がもらえます。

 

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カット後

私も香港バージョンへメタモルフォーゼ

左右がシャキーンとバリカンで刈られ

上だけ髪を残す

日本のスポーツ刈りに似た、香港使用に変化いたいました。

 

次回があれば、香港トンでもメニュー in Mornig編

をやってみたいものです。

ケンタッキーや吉野家がかなりはやめちゃな、おかゆモーニング、出前一丁モーニングを出しているという話ですので

 

あー、日本帰ったら冷やしたぬきがたべよ